日時 2014年11月28日
ルート 一杯水避難小屋⇒天目山⇒七跳山⇒酉谷避難小屋⇒酉谷山⇒長沢山⇒芋ノ木ドッケ
⇒大ダワ⇒雲取山⇒雲取山避難小屋
4:45 起床
壁の温度計を見ると 2℃ を差していた
寒さ対策が効したようで然程の寒さではなかった
同宿の男性も起きだして出発の準備を始める
6:00 小屋を出発
この時間ならご来光が見れるのでは?と思い巻き道へは行かず昨日も登った天目山へ登る
東の空が赤味を増して日の出が近い事を告げている
一つ目のピークを過ぎると更に赤味が増してくる
天目山山頂は二つ目のピーク
日の出に間に合わせようと急坂を息を切らし昇り詰める
山頂に出ると一面真っ白に霜が降りていて
見下ろす風景は雲海の広がりだった
遠くに見える富士山が赤く染まりだした
朝日が当たりだしたようだ
標高の低いこの山にももう直ぐご来光がやって来るだろう
待つ事暫し、雲の先端が輝きだした
6:39 日の出を迎える
波打つ雲に光が射して荘厳なご来光だった
さあ、いつまでも景色に見惚れてはいられません
今日も長いルートを歩かなければなりません
昨日下った尾根道を西へ向かいます
巻き道を合わせ歩き易い道を行くとハナド岩
南側に突き出した展望の良い岩場です
大栗山は表示も無く気付かずに通過
7:53 七跳山分岐点
ザックをデポし七跳山へ
不明瞭な踏み跡を登ると山頂らしき所に到着
手製のプレートがあるだけの寂しい山頂でした
分岐点へ戻り西へ向かう
坊主山、日向沢ノ頭も気付かずに通過してしまった
9:01 酉谷避難小屋へ到着
一昨日が雨だったので小屋前の水場は水が出ていました
ここで水を補給してトイレを済ませたり行動食を摂ったりと
大休止となってしまいました
小川谷ルートは現在通行止めの表示
ここは長い間開通していないようですね
分岐点を山頂へ向かう
10:07 酉谷山山頂到着
そのまま尾根伝いに進む
樹林の切れ間から秩父の山々が見える
ここは県境の道なのです
滝谷ノ峰(タワ尾根ノ頭)も気付かずに通過
先ほどまでの好天から一転しガスが懸かって来てしまった
気温も下がり肌寒く感じる
水松(あららぎ)山分岐を右へ登る
登り付いた所は二重山稜のような場所
ここで上着を着込み行動食補給
ここから北側を巻く道となり、暫くすると
再び尾根に上がりなだらかに登って行く
12:48 長沢山山頂へ到着
太陽は雲に隠れ空模様は芳しくない
アップダウンの続く尾根道は徐々に高度を上げる
桂谷ノ頭やヤケトノ頭も表示は無く通りすぎてしまう
先ほどからポツポツと日陰にあった雪がとうとう登山道にまで広がって来た
一昨日の雨、この高さでは雪だったのだろう
14:23 三峰分岐点を通過 ヾ(@°▽°@)ノ
ヤッター!とうとう繋がりました
奥多摩から大弛峠まで秩父主稜線に足跡を印したのです
(これは全くの自己満足です)
残るは大弛峠から金峰山頂間だけ
まぁ、それは後程のお楽しみと言う事で・・・
ここからは歩いた事のある道
直ぐに芋ノ木ドッケ山頂(東京都で二番目に高い山)
ここからは一部不明瞭な急下り
ハッキリした尾根上に出ると道も明瞭になる
巻き道に合流すると良く踏まれた道に変わる
良く整備された道を下ると
15:13 大ダワへ到着
ここは分岐点、雲取へ向かうには二本のルートが
右は傾斜の厳しい男坂、左は緩やかな女坂
男坂は何度か歩いているし、疲れもあるので今回は女坂へ
緩々と女坂を登って行くと朽ちかけた雲取ヒュッテ
その先が雲取山荘のテント場、今日は4張のテントがありました
そして雲取山荘はスルーして雲取山への登りにかかる
北向き斜面の道は雪がすっかり踏み固められ、とてもスリッピーになっていた
軽アイゼンを着けようかと思ったが、何とか行けそうだったのでそのまま進む
16:13 雲取山の山頂へ到着
普段ならこの時間でも登山者の姿があるのだが
今日はガスガス状態なので登山者の姿はなかった
写真を一枚だけ撮り直ぐ下の避難小屋へ
16:18 雲取山避難小屋へ到着
小屋には先客が5人と、どう言う訳かソロテントが一張り
中程の空きスペースに陣取りザックを紐解く
今日も泡盛を飲みながら周囲の方達と山談義
夕食が済めば後は寝るだけ
18:30頃シュラフに入る
他の方達も同様に明かりを消し就寝態勢に・・・
ところが。。。
テントの男性 何を勘違いしているのか?
いつまでも煌々と明かりを点けていて寝る様子が無い
当人はプライベートが守られていると思っているのかどうか知らないが
テント内でゴソゴソ動く音やポリ袋の音
そして、喉が悪いのか咳払いからオナラまで
自分は疲れていたので眠ってしまったが熟睡とまでは行かず
物音に何度か目覚める状態
20:00 頃、隣に陣取っていたご夫婦がシビレを切らし
「まだ寝ないんですか!」と声をかけるが
返答は、「夕方寝てしまったので眠れないんです」と悪びれる様子も無い
結局、明かりが消えたのは22:00 頃
全く空気の読めないとんでもない奴が居るものだと、呆れてしまった夜でした
( 続く )