日時 2014年10月8日~9日
ルート 黒沢池 ⇔ 妙高山
↑ ↓
笹ヶ峰登山口 ⇔ 高谷池
↓ ↑
火打山 ⇔ 焼山
・・・・・・・・10月8日のルート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
笹ヶ峰登山口⇒十二曲り⇒富士見平分岐⇒高谷池ヒュッテ⇔黒沢池⇔長助池分岐⇔妙高山頂
(テント泊)
台風18号が去り秋晴れが続いてますね
そんな中、新潟長野県境の頚城山塊へ行ってきました
上部の紅葉は終わってしまい朝晩の冷え込みは厳しくなっていましたが、中腹以下はまだまだ見頃でした
では、レポの始まりです。
前夜の内に笹ヶ峰登山口の駐車場入りし車中泊
明朝 5:30 起床
6:19 笹ヶ峰登山口を出発です
辺りは見事なブナ林、まだ淡い色付きの黄葉に朝日が当たりだしてきれいでした
黒沢橋を過ぎるとやっと登山道らしい登り道へ
ここは九十九折れの急登
頑張って登って行きます
大きなブナの木が三本、見事な枝振りです
8:05 十二曲りを登り切った所で小休を入れます
ここからは再び緩い登り道・・・
と、期待しましたが甘かったですね
大岩を乗り越える急登が次々と現れました
辺りはオオシラビソなどの針葉樹林滞へと入って行きます
大岩がゴロゴロし、窪地は泥濘の歩き難い道が続く
少しの木道区間を過ぎると黒沢岳の巻き道へ
この辺りはまだ朝日が届かずで一昨日の雪が残ってました
木道の上は霜と雪でとてもスリッピー、慎重に歩いて行きます
テントの受付をし(¥410)テント場へ
ヒュッテから水場(水は要煮沸です)を越した向こう側がテント場でした
早速、テント設営して取りあえず休憩です
ここで”まったり”とはしてられません
今日は妙高山を登る予定なのです
サブザックに必要な物を詰めテントを後にします
10:53 高谷池の畔を回り込んだ分岐点を妙高山方面へ
斜面を登り切ると北側が切れ落ちた稜線の道
葉を落したナナカマドやササの中に道が続いています
下り道に変わると右下に黒沢池と湿原が見えてきます
そして、前方には青いドーム屋根の黒沢池ヒュッテが
ヒュッテ前の分岐点を妙高山方面へ
ぬかるんだ滑りやすい斜面を登り
ここは妙高山の外輪山、妙高山が見える筈なのですがガスが出てしまって残念です
振り返るとガスの切れ間から火打山がチラリと見えただけ
なので、休憩も入れず妙高山方面へ下って行きました
急な道をロープに縋って下るとトラバース道に
辺りはもう冬枯れ状態の下草ばかり、ガスも懸かって展望も無し
ただ黙々と歩を進めるだけ
ここのベンチで昼食を摂り、妙高山方面へ
ここからは急登の連続
大きな岩ガレを登って行きます
岩ガレを登り切った所には洞窟があり、その中に祠が祀ってあり
そこからもう一段上がると頂標のある山頂でした
13:51 妙高山山頂へ到着です
山頂には三角点があるのですが最高点は少し南の妙高大神のよう
なので5分程歩いて妙高大神へ
行くと一段高い岩盤に妙高大神は祀られていました
この岩盤では三角点の標柱は設置不可能、先ほどの所が山頂なのが納得です
そして、山頂のお楽しみの展望は・・・
相変わらずガスは切れず、展望は望めずでした
展望が無いのでサッサと山頂を下ります
するとどうでしょう、山頂方面のガスが流れ出し青空が
またしても・・・いつものパターンですね
急斜面を長助池分岐点まで下り大倉乗越へと登り返します
15:50 大倉乗越へ到着
日没まではあまり時間はありません、先を急ぎます
黒沢池まで下ると再び茶臼山への登り、かなり疲れて来たのか?
歩くペースが落ちてしまいましたね
それでも何とか茶臼山まで登り、後は下るだけに
木道から岩ガレの道になるとゴールの高谷池が見えてきましたヾ(@°▽°@)ノ
16:42 高谷池のテント場へ到着。
本日の行程は終了です、後はテントでまったりタイム
お隣さんはもうディナータイムのようですが
こちらは泡盛タイムから・・・
今夜は皆既月食の筈と、期待していたのですが
またもやガスが流れて来てしまいました
19:30 頃、一瞬だけガスの切れ間から欠けた月を見る事ができました
それもたった15秒程、次に見られるのはいつでしょう?
と、言う事で天体ショーは諦めて寝袋に入り就寝です。
( 続く )