自己主張しようと、我が強くなればなるほど、
人は孤独やさみしさを感じやすくなる。
…と思うのです。
心に穴があいている状態。
その穴を埋めようとして、
人は何かに依存したり、
何かを得ようと必死になったり、
何かに執着したり、するのかもしれない。
そうしてさらに、我が強くなる。
むしろ我をなくして、
なんなら自分探しとか、自分の魅力開花、とかもやめたとき、
やっとリラックスできて、
そうして我を薄めていった先に、
みんな結局は同じ存在にすぎないことに気づけて、
自己と他者の境界線が薄まって、
孤独やさみしさを感じなくなる。
そこにはじめて、心の平安が訪れる。
ということかもしれません。
人も自分も、所詮はおんなじ。
何者になろうとしなくても、良い。
みんな1つで、
そもそもその1つだって、確固たる存在としてあるわけでは、ないのだから。
我(エゴ)の強さと孤独感は、比例する。
悪魔のカードを眺めていると、そのように感じるのです。