アシュタンガヨガと八郎と | あおいろヨガ

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マイペースに綴りたいと思います

その昔、ヨガ友とアシュタンガヨガの事を八郎と呼んでいました。

アシュタンガの「アシュト=8」なので八郎。
おじいちゃんみたいですが。

「八郎と週に何回デートするの?」
「八郎は近づき過ぎると怪我するから気をつけた方が良いよ」
「八郎モテるからなぁ」
「良いよね〜!」
そんな感じで笑いながら話していました。

八郎との出会いは2010年10月。

当時通っていたヨガスタジオでアシュタンガヨガのワークショップが開催されたのがきっかけです。
お世話になっている先生から
「土屋さん、きっとアシュタンガ好きだよ!受けてみて!!」
お勧めされて参加しました。
(その先生のご友人がアシュタンガの先生でしたから宣伝もあったのでしょうが)

一目惚れでした。
これまでのヨガと全く違う!!!
今思えばハーフプライマリーの内容でした。
全く出来ませんでしたが、とにかく面白い!!!!

更に印象的だったのはクラス後の事。
「君、動けるねぇ」
初めてお会いした芸能人のような先生からのお言葉。運動部でもなかった上に、ごく普通の会社員、そう仰って頂けた事が純粋に嬉しかったのです。

そしてその後、八郎はレギュラークラスとなり通い始めました。

そうは言っても会社員の身。練習というよりは趣味でした。習い事で「行ける時に行く」スタンスが長く続きました。

途中、浮気?もしました。月に1回くらいしか会わない時もありました。その他、諸々の事情で1年近く離れていた時もあります。
いなきゃいないで平気ですが、再会すると気持ちが上がり、気がついたら10年以上経ちました。

今では週7日一緒にいます。
周りからは「好きなんだね」と言われますが、もはや好きなのかわからなくなりました。でもいないと寂しい。ムーンデーやレディースデーのお休みは「やったぁ、休み、休み」と思うくせに、何だかつまらなくなったりもするのです。

八郎は変わりません。出会った頃からずっと。
多くの人を魅了し、そして多くの人を怪我をさせ。
時には変更点なんて言って「あれれ?」と思わされたり。
付き合いが長くなるにつれ、要求(難しいポーズ)も増えてきます。
ある意味、とんでもない存在です。

ダラダラとですが10年もいると付き合い方を心得てきました(適度な距離感?)。モテモテで常に人に囲まれている八郎。私が去っても、何も言いません。

そんな八郎ですが、今はただ毎朝紡ぐひとときに幸せを感じます。

そして感謝しています。

出会ってくれてありがとう
多くの幸せをありがとう、と。

※それにしても八郎でなくエイトにすればかっこよかったな