これからの目標とする人 | マイペースな日々

マイペースな日々

『中学生 いじめと学級崩壊』というタイトルを変更しました。
息子は2024年に大学生になりました。

あおいです。


公立入試も終わって、あとは結果を待つばかりの日々です。

本人の手応え的には、良くていつも通りの出来映え、ということで、合格出来るかどうかは難しいかもしれません。
ただ、塾に行くことを決意してから今まで、息子は本当に勉強を頑張ったと思います。

結局、最後までオンラインゲームを手放すことは出来ませんでしたが、その時間を勉強に充てることなど無理だったと思いますし、息子はコミュニケーションに飢えていました。
家族では埋めることが出来ない心の穴を、ゲームのボイスチャットの仲間たちや塾の先生や塾の友達に修復して貰った一年でもあったように思います。

さて。
受験日に話を戻すと、息子は高校入試の場で、目標となる人との出会いがあったそうです。
その男子生徒は、息子のこれまでの人生で出会ったことがないタイプだったそうです。

息子は環境問題に興味があって、何気なくその話をしたところ、もの凄く話が盛り上がったんだそうで。
更に「勉強方法とか時間に悩んでるんだよ」と言ってみたところ、かなり分かりやすく相談に乗ってくれたそうで…とにかく、優秀かつ親切。
「僕の知識の間違いについても、無視せずにちゃんと指摘してくれるし、僕の課題についても具体的事例を出しながら一緒に検討してくれるんだよ」

学習面でも本当に優秀な生徒のようで、常に学校で一番の成績を出せる人なんだそうです。
彼もまた、地方から地区外の高校を志願した生徒でありました。

「僕とは何もかもレベルが違って、本当にショックを受けたよ-。僕の今後3年間の高校生活は、彼を目標にしたいと思う、彼みたいな人になりたいと思う、まぁ、同じ高校には通えないんだけどね…」
(息子本人は、すでに不合格だと認識しています)

いずれにせよ、目標に出来る人との出会いがあったことは、本当に素晴らしいことだと思います。
地区外に出たことで、もっともっと多くの人たちと出会えることと思います。

そして、息子の良いところは、屈折したところなく素直に誰かを褒められるところなんだな、と認識しました。
実は、これは精神的に幼いが故の対応なのかもしれませんし、今後は消えゆく特徴なのかもしれませんが…人を素直に褒めるということは本当に難しいことです。
もしこれが「能力」であるのなら、伸ばして欲しいと思いました。