謎の特技4 | マイペースな日々

マイペースな日々

『中学生 いじめと学級崩壊』というタイトルを変更しました。
息子は2024年に大学生になりました。

あおいです。


少し話題は逸れますが。
文字情報に限り、息子の語彙力の範囲内で発揮される記憶力。

これが、息子の役に立つことはあまりありません。

国語の教科書を暗記する、というのを目の当たりにすると、先生を含めた周りの大人たちは「何か」を期待します。
とても優秀で賢いのではないか、という幻想を抱いてしまうのです。

でも、実際の息子は、忘却の達人で、不器用で、口下手で(今は口数は多いけども内容が独特)、そもそも授業中はボンヤリしがちでした。
だいたい日頃は、人の顔と名前を一致させるのも大変レベルの記憶力なのです。

息子はいつも「期待に添えずに申し訳ない」という気持ちを抱いていたような、いないような。
「忘れてしまってごめんなさい」と言ったそばから忘れちゃうので、羨ましいとも思うし、大変だなとも思います。

クラスメイトからの評判は、記憶力を発揮したところで上昇することはありませんでした。
なので、息子は長いこと「みんなも同じことができる」と思っていたようです。

みんな努力すれば、自分と同じくらいの成績になる、というのと同じ理屈ですね。
別に、自分に自信がないという訳ではないと思うし、
クラスで一番、自己肯定感が高そうだと思われているようなんですが…まぁ、前向きなことしか言いませんしね…

唯一、この謎の特技が役立ったのは、漢検と英検でしょうか。
過去問集に目を通して貰って、どちらもギリギリ合格できました。
邪道ですが、私立高校の受験料免除がかかっていたので…
もちろん、今後は全く太刀打ち出来なくなるかと思います。