ジョニーの乱心1 | マイペースな日々

マイペースな日々

『中学生 いじめと学級崩壊』というタイトルを変更しました。
息子は2024年に大学生になりました。

あおいです。

※ 先日、学年主任の先生に、2学年に進学してからのトラブルについて相談と報告をして参りました。対策が不十分だったことの謝罪、少なくとも息子の件について担任に全てを任せないこと、校長をトップとして対策を見直しながら対応に臨むこと、などを約束していただきました。
  なぜ、ここまで様子見をしていた私が行動するに至ったかは、後日、書きたいと思います。ブログメッセージ等、本当にありがとうございました。 ※

9月になり、合唱コンクールの指揮者に立候補した息子は、クラスでの立ち位置が一学期と比べてほんの少し良くなっています。
 → ズレてる息子とジョニーとキング
それにともない、自称パリピ勢で陽キャなジョニーくんのアタリが強くなり、これまで息子のことを歯牙にもかけていなかったエディーくんまでもが絡んでくるようになったのだそうです。
 → 学級崩壊の中心人物

パリピ男子はなぜ、息子を意識してしまうのでしょうか。
謎を解くカギは、女子のパリピ勢であるキャシーさんとナンシーさんが息子に急接近してきたからだと思われます。

まずキャシーさん。
彼女は息子の指揮でピアノを伴奏します。
「息子くんて面白いよね!」と認知したらしく、毎日少しだけ会話をするようになったのだそうです。
次にナンシーさん。
キャシーさんが息子と話すのを見るようになって「私の方が息子くんの面白いところ知ってる!」という絡み方をしてくるようになったそうです。
ナンシーさんは大声で、息子の小学校時代の黒歴史を披露するそうで、息子にとってはこの世の地獄なのですが、客観的に見ると、随分仲良しさんに見えますよね。

このパリピ女子と席も近くなり、女子の間でよく行われる「手紙回し」の中継地点として息子は巻き込まれてしまうようになりました。
キャシーさんとナンシーさんに使われる息子ですが、彼の感情はと言えば「怖い」「断れない」「うるさい」「集中出来ない」というものです。
息子は決して今の状況を喜んでいませんが、もはや絡んでしまった以上、彼女たちに「面白くない」と思われてしまうとナンシーさんの大声トークの餌食になるため困っていました。

でも、仲良しに、見えますよね。
ジョニーくんにも、そう見えたのだと思います。
何かにつけて「陰キャのくせに」「陰キャ風情が」と言われてきたのだそうです。
これまでは特に反論をしなかった息子ですが、キングくんとの遣り取りの中で感じるところがあったのか、もしくは自分に自信がついてきたのか、9月のある日からジョニーくんにも意見を返すようになったそうです。

「自称パリピのくせに陰キャ陰キャと気にする方が、よっぽど陰気だよね」

…その後、更にジョニーくんからのアタリは強くなり、何かにつけて「調子に乗ってんじゃねーぞ!」と言われるようになった、という流れがあったそうです。

筆箱事件で、私が先生とのやり取りに頭を悩ませていた、ちょうどその頃、息子とジョニーくんの間でトラブルが発生しました。

それは、国語の授業中だったそうです。
手紙回しの中継地点として機能を果たしていた息子の前にジョニーくんはやってきました。
「お前、むかつくんだよ!」というセリフとともに、息子はジョニーくんにシャツの襟を掴み上げられたそうです。単純に言うなら胸倉を掴まれたということでしょうか。

授業中に、胸倉を掴まれるなんてこと、あるんですね、ビックリしました。
もっとビックリするのは、その時の国語教師の反応は「ジョニー、席に戻りなさい」だし、この件について学校側の連絡が全くなかったことです。