すくすく育て


13年前の3/11、金曜日。
12時にコーラスの練習を終え、何人かと食事をして帰宅したのが2時過ぎ。

やれやれと一休みをしてテレビをつけて驚いた。
東北に大地震!!
津波が来る!!?!

えっ?えっ?えっ?えっ?

原発のニュースが入って来たのは何時頃か覚えていないけれど、[いわき市]の地名に戦慄が走った!

大学時代の友人が住んでいるところだ!

夫と父と母とワンコと暮らしていた。子どもらは成人して東北にはいないが。

すぐ電話するのもはばかられたので、安否確認のメールだけいれた。

しばらくして📲返信あり。
川が逆流してきたので、車にみんな乗って逃げた。
大丈夫。避難所に行った。

一応無事でよかった😌

家は?
一応立ってはいる
でも台所が液状化で斜めに傾いていると。

しばらくして家に戻ったと聞いた。
なぜ?
両親が認知症気味+ペットの取り合わせは避難所に迷惑がかかるのからと。
少し傾いているけど暮らせるからと。

なんともせつない
なんの助けも出来ない

せっせと募金協力するくらいか。

相方の会社がこの地震で火事騒ぎがあり、会社に泊まり込みで、家族の面倒まで見切れなかった

なんともせつない

なんといっても原発はどうなるのか?

なんといっても命にかかわる

見えない!

無味無臭の恐怖!


あの戦慄はいまだ消えずに心の襞の何枚目かに塗り込まれたままだ

13年かぁ

長いのか短いのか
時の感じ方はさまざま

病気で相方を亡くし


認知症の父母を悪戦苦闘で介護し看取り

ワンコも老齢で亡くなり



今は孫に会いに
心も軽く

「ホントにいろんな事経験したからもう何があっても怖くないよ」とのたまう。

思い返せば自分も福岡玄海西南沖地震を体験。

高い所に置いてあったオーブンレンジが落っこちて壊れた位で済んたけれど。

少しおさらが割れたけれど



実家の両親は妹が介護し、施設に入れるまでしっかりお世話をしてくれた。
が、今は2人とも亡くなった。

その代わりに孫が生まれ
こうして時が移ってゆくのか


父の命日はコロナ禍前


2番目の孫の誕生は

コロナ禍の終わり頃の父の命日


すくすく育って行く子どもたちは希望


★原発震災13年戦慄は心の襞に


☆東北の震災有りて13年原発事故は心の襞に