<ある男の、壮大な、魂の救済の物語>
~~~とある砂漠の田舎の物語~~~
そこに、奴隷のやもめと、やもめの子が、住んでいました。
やもめの子、アナキン少年は、願うのでした。
母と、私を、どこか、自由の地に、いざなってくれる、誰かを…。
そこに、ある時、訪れるのでした。
母と、アナキン少年を、自由の地に、いざなってくれる、騎士が…。
そして、その騎士に、願うのでした。
母の自由と、己の自由を。
ですが、騎士たちは、アナキン少年だけを、自由の地へ、いざなうのでした。
アナキン少年は、夢の様な日々を、暮らすのでした。
やがて、アナキンは、恋に落ち、愛を知るのでした。
ですが、その一方で、母は、奴隷として、無残な死を、賜っていました。
母の愛を、知らずに育った、彼アナキンは、心に、大きな大きな穴が、空いてしまいました。
それからの、彼アナキンは、人か変わったように、深い深い、悲しみと、怒りが、彼アナキンを、支配し続けるのでした。
彼アナキンの、心は閉じて、氷の世界となりました。
彼アナキンには、誰の声も、もはや、届きませんでした。
彼アナキンは、全ての人々を、遠ざけました。
彼アナキンの、心には、誰も、住んではいませんでした。
そして、彼アナキンは、かつては、救いだしてくれた、騎士、全てに、歯向かうのでした。
彼アナキンの、周りには、死の世界しか、広がってはいませんでした。
ですが、救いが、彼アナキンに、訪れます。
かつて、恋に落ちた、パドメとの子、実の双子の子。
ルーク・スカイウォーカーと、レイア姫。
兄ルークは、騎士になるのでした。
頼りない、兄ルークは、彼アナキンが、実の父であることを、知るのでした。
兄ルークは、彼アナキンの心が、まだ完全に、氷の世界で、閉ざされてはいない事に、気づいていました。
魔王と、彼アナキンとで、騎士を、全て、滅ぼしつくした二人は、兄ルークと、レイア姫を、抹殺しようとします。
兄ルークは、彼アナキンの、微かな、人間性の断片の、心の破片に、願い求めるのでした。
彼アナキンは、実の双子の兄の願いを、聞き届けました。
彼アナキンに、心に、血の通った人間性が、戻るのでした。
そして、魔王を底知れぬ、深い深い大穴に、堕とし葬るのでした。
彼アナキンは、実の双子の兄ルークによって、魂の救済が、なされるのでした。
彼アナキンは、命の炎を消すのでした。
双子の兄ルークの一族によって、魔王は葬られ、全世界に、開放が、訪れました。
全世界が、お祭り騒ぎの、ただなか、ひっそりと、父アナキンを、一人で葬るのでした。
一つの家族の家庭から、始まった全世界を巻き込んだ、
魂の救済の物語!魂の救済の物語!魂の救済の物語!
とっつぱれ!!!