青い鳥には、施設訪問をしてくれている
子猫ちゃんで、3か月を超えてまだ里親さんが
見つからない子猫がいました。
経験上、子犬よりも子猫の方が、もっと里親さんが見つかりにくく、
特に3ヶ月にもなると譲渡が非常に困難です。
これまで一緒に施設を回って人を癒してくれた子たちなので、
どうしても幸せになってもらいたいです。
日に日に成長していくこの子達を見て正直焦っていました。
先日の記事でご報告させていただいた、養護施設K園でのこと。
私が合間にスマホで子猫ちゃんの写真を撮っていたところ、
それに興味を持ってくれて、「自分が撮る」と言ってくれた小学生の男の子がいました。
私は彼にスマホを渡しお願いしました。
熱心に撮影してくれてその都度見せにきてくれます。
「もっと顔を大きく撮ってね。」などのリクエストにも一生懸命応えて、頑張ってくれました。
これは、その男の子の心のこもった素敵な写真です。
この黒ちゃんは、以前このブログで里親募集の記事に載ったあのクロちゃんです。
私が撮った写真より、ずっと良く撮れています。
私は山口県の情報紙ホップにこの写真を載せてみようと思いました。
- --- --
以下がホップに掲載された記事。
ホップに写真を載せて1日目の7月31日、なんの連絡もありませんでした。
ああやはりダメだったかなと思っていると、なんと2日目に
突然3人もの人から連絡がありました。
どのご家庭も温かく愛があり、皆、大喜びしました。
この1枚でほかの子猫にも縁があり、なんと
3匹もの子猫が幸せになりました。
さらに昨日また一匹決まりました。
一度にこんなにたくさん決まったのは初めてのことです。
きっとあの男の子の一生懸命な思いが
魔法となったのでしょう。
今度あの男の子に会ったら、きっとお礼を言おうと思います。
