辛口レビュー。




アメブロの読者のお時間で3巻まで無料で紹介されてた漫画。


3巻まで見たら続きが気になってアマゾンで揃えてしまった。



てことで、ネタバレありの辛口感想。





冴えないバツイチのたかこが主人公。
好きになったバンドをきっかけに色々彼女の世界も広がっていく。

たかこの「年甲斐もなくキュンとしてる」とことか、たかこの娘のいちかの事とか、こっちまでワクワクしたら、心配になったり、すごく面白い。


5巻まではねっ!!!



それ以降がさぁ。

もうヤダ。

とくに10巻、ラストの辺り、最悪だわ。


バンドのファン仲間として14歳のおおみ君てのがいるんだけど、この子に淡い恋心を抱き出すのよ。


自分の娘と同じでくらいの男の子よ。


淡い気持ちを持った辺りは、まだ、心の中にいる10代の自分が恋した感じで、まぁ若い子特有のなんかキラキラを眩しく思ったり、共感出来る部分もあったんだわ。



それがさ、ラストの辺りで告白してやんの。


45歳のおばさんが、14歳の少年に。



きもい!!!



告白されて手を振りほどいたおおみ君。
当然だわ。


おばさんがアイドルをさ、好きになるのはわかるから、これもまぁそんな感じなんだろうけど、でも現実世界で告白とか、なに?だわ。
いや、漫画なんだけど!


ロリコンとかその手の事に嫌悪感を持ってるからかもしれないけど、冴えない不器用な、でも一生懸命頑張ってたたかこ、じゃなくて、ほんとーに頭悪いその辺のラインもわからない自己中なおばさん、に成り下がってしまったわ。



ついでに近所の飲み屋のマスター、50代のおっさんにベタベタの若い彼女。

あの子もなんにも、ひとっつも魅力がなかったな。

結局、マスターの甥に色仕掛けして乗り換えて。


なーんか気持ちの良くない人物がちょこちょこいて、前半のキラキラワクワクはなに?!って感じです。


でもラストは娘のいちかも良い兆しが見られたり、たかこのどうしようもないけどポンポンと肩をたたいてあげたくなる感じとか、味のある作品だなとは思いました。


おおみ君への告白さえなければ・・・だな。