おはようございます。横浜、東京の写真教室、あおいとりコーポレーション飯田英里です。桜、モクレン、一気に春めいてまいりました。写真は去年のものです。↓フラミンゴが飛び立ったようで(見たことないけど、想像)、花粉症を忘れて、夢中に撮影します。ファインダーが曇るから、マスクもしません。そういう時はクシャミも出ないんですよね~、花粉症って心理的なものなのかしら?

さて、前回のブログで、「被写体に愛が感じられない」ということを書かせて頂きました。スタイリングに色々なテクニックが必要だと思われている方が、この記事をご覧くださっていると思います。


テーブルフォトのスタイリングに、もっと重視すべきこと何でしょうか?


大事なのは、スタイリングに「見る側の目線」という客観性があるか、ということに尽きると思います。私は「ともかく画面を被写体で埋めろ」と指導されてきました、余白が多いスタイリングが好きなので、それはダメな事なのだろうか?と、ずっと自答してきました。当時は、師匠は「物で埋め尽くす」ことを言っているのかと思ったのですが、いま思うと、切り撮ろうとしている被写体の範囲を整えなさい、という意味だと理解しています。イメージをかきたてるような構成を心がけなさいということですね。

同期のメンバーは、本当にスタイリングが上手な方ばかりで、私は観察するのに恵まれた環境にいました。十人十色のスタイリングで本当に素晴らしい、でも撮影者によっては、そのスタイリングが美しく見えないこともあるな、ということに気がついて、今の自分があるように思います。なので、スタイリングも正解があるわけではなく、客観的な目線で、微調整できるか、という「心の冷静さ」「見やすさへの配慮」が必要だと思います。スタイリングは①似たような人、自分を好いてくれる人を対象にしていくのか、②まったく違ったターゲット層を対象にしていくのか、など戦略や目的で変化させていくものだと思いますので、正解よりも、バラエティに富んだものをご提案できるか、だと感じています。

 

自分のデスク脇で、最近はまっているドライフラワー作りの様子です。お片付け前のお道具が並んでいるだけで、スタイリングとは言い難いですが、例をお見せしたいと思います。↓

テーブルフォトは明るい写真だけが絶対だと思っていた、と最近、お越しになられた生徒さんに言われました。あくまでも好みですが、たまに、こういう被写体でも、暗いほうが落ち着く、という方もおられます。↓

春爛漫な感じは、やはり明るい写真ではないかと思いますが、露出を変えただけの暗めの写真だと、ドライフラワー作りの素材であるヒヤシンスの散らばり方が乱雑にみえて、整理されていない写真に見えます。明るい写真のときは気にならないのですが(あくまでも私の感覚です)。

↑小鳥オブジェ付近の、白のヒヤシンスを抜きました。

「主役を目立たせるという配慮は必要だと思います」というのがこの写真における客観性です。そういう目線を、言葉で意識することが、スタイリングにおいて大事なのではないかと思います。テクニックに走っている人が多いですが、脇役が曲線に並んでいようが、直線で並んでいようが、流行がどうであれ、そのあたりは個人の好みで、あくまでも選択肢の一つでしかないように感じています。「なにをテーマにするか」その心を出せるかどうか、それが表現ではないでしょうか。露出と明暗によっても、スタイリングは変わります。

 

実際にお会いして、撮影指導を行うことは意味があることだと思っています。細かい法則に縛られるのではなく、「気づき」に気づくか、そういう指導を心がけています。ただ、具体的な例をみせる講座も必要だとは思っているので、ただいま構想中です。
年間スケジュールとしては、出張レッスンを10~12月、プレイベートレッスンは 1~3月は多かったのですが、4月も引き続き、承っております。
 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

リクエスト受付中 貴女のご希望日で、開講と募集をスタートします!
「1day Lesson スタイリングの2大法則」
初心者、中級者の方が対象/テーブルフォトの被写体づくり(スタイリング)において、絶対押さえておくべき2法則を、講義でレッスン します。日吉教室

 

リクエスト受付中 貴女のご希望日で、開講と募集をスタートします!
「なぜ、撮影がスムーズにできないのか。構図とス タイリングの1day Lesson」
中級者、上級者の方が対象/漠然と捉えているスタイリングのことを、理論的にまとめた講座です。感覚派の方には頭の整理に役立ちます 。スタイリングか、撮影を仕事にしておられる方に必須な内容です。日吉教室。

 

受付中 NHK文化センタ ー関連会社とのコラボ企画。撮影ツアーです。
中級者~上級者の方対象 「ガーデンフォトグラファー飯田英 里先生と行く軽井沢レイクガーデン」
2018年6月14日(木)横浜駅発 軽井沢の名所のひとつ「軽井沢レイクガーデン」へ、バス 日帰り撮影ツアーで参ります。冷涼地の軽井沢で、バラのハイシーズン、水辺と庭園を楽しみながら撮影しましょう。自分で運転して日帰りで行くには、ちょっとハードな場所を選びました!楽しく、真 剣に、ガーデンフォトツアー。お待ちしております。

 

あおいとりコーポレーション 受付中 NHK文化センタ ー 4月講座 テーブルフォト専門講座
NHK文化センター町田教室 女性のための写真教室 花・雑貨・食べ物を 撮る
カメラはじめての方が対象。女性限定。テーブルフォトではじめてのカメラに挑戦してみ ませんか?講義だけではなく、コーディネートした被写体を実際に撮影していただく実習も重視しています。月一度、半年(4月~9月、原則・第1木曜13時半~15時)、全6回、NHK文化センター町 田教室にて開講。

 

あおいとりコーポレーション 受付中 NHK文化センタ ー 4月講座 外撮りなどのフォト講座
NHK文化センター青山教室 女性のためのカメラ教室 ガーデンフォトを愉 しもう
カメラはじめての方が対象。女性限定。被写体を限定せず、カメラの操作に慣れて頂く、 趣味のための講座です。まずは確実に操作を身につけましょう。毎回、カメラ操作の実習を行いますよ!月一度、半年(4月~9月、原則・第2土曜14時~15時半)、全6回。NHK文化センター青山教 室にて開講。

 

東京、横浜の写真教室 あおいとりコーポレーション
花と写真でHappyを届けよう!

貴女の人生が、テーブルフォトのレッスンや撮影を通じて、彩りのあるものになりますよう。お問い合わせはこちらから。ご訪問ありがとうございます。

 

 

教室のサイトは、こちらです。

 

 

メールでのご質問、お問い合わせは、こちらです。

 

 

メールマガジン、年4回発行予定。講座の発表時に配信します。ご登録くださいね

あおいとりコーポレーション

 

 

宜しければ、フェイスブックページにイイネ!してくださいね。
アメブロユーザーでない方に、ブログの更新情報が届きます。

 

 

インスタはじめました。フォローお願いします。
検索される場合は、aoitori.corporation です。

 

 

アメブロユーザーの方に、更新情報が届きます。

宜しければ、ご登録ください♪