こんばんは流れ星ちょんです




 







 昨日のブログでも書きましたが、

 今日はitoのお誕生日お祝いケーキ



 本当はaoの出産の記録から

 書くつもりでしたが、

 せっかくitoの誕生日なので

 itoが生まれたときのことを

 お話ししたいと思います鉛筆







 わたしはaoのときもそうでしたが

 実家に戻っての里帰り出産を選びました。

 実家までは車で約4時間の距離です車



 


 陣痛が来たのは、予定日より

 10日ほど早い日でした。

 夜中から弱い痛みが定期的にあり、

 朝になってわたしの母に

 陣痛かも〜と伝えました。




 すると父親から衝撃の発言











 俺、熱がある…





 と。







 この頃はコロナのオミクロン株

 猛威を振るっていたときで、

 熱が出たらだいたいコロナだと

 されていた時期でした。

 うちの父は滅多に熱が出る人ではないし、

 もうこれは………と。




 コロナに対しても今のように

 第五類になる前の時期だったので、

 かなり厳しくて



 そんな中で同居の家族に発熱者がいたら

 産婦人科にそれを隠していくわけには

 いきません。

 もちろん今でもNG行為ですがアセアセ






 とりあえず出産予定だった産科の病院へ

 電話をかけました。






 その結果、先生が総合病院に繋いでくれて

 父とわたしはそこでPCRを受けることに病院

 もともと予定していた病院での

 出産は諦めざるを得ませんでした。


 




 念のため総合病院には

 別々の車で行き、駐車場で

 車を降りずに検査を受けました。




 わたしはもう陣痛がきていたので

 検査結果を待ちながらも

 救急センターで隔離されながら

 防護服に身を包んだ看護師さんと

 モニター検査をスタート。

 

 







 PCRの結果は









 わたしは陰性で







 



 父は陽性でした。






 陣痛中のわたしを動揺させないためか

 お父さん陽性だったよ、という報告は

 ありませんでしたが




 着て来たわたしの服が

 途中で急にゴミ袋に入れられたので(笑)

 察しました爆笑


 この頃は濃厚接触者も

 感染者と同じような対応でした。







 そんなこんなで

 救急の看護師さんはいなくなり

 助産師さん1人が救急センターへ

 駆けつけてくれました。

 もちろん防護服でOK






 感染を広めないために、

 陰性とはいえ濃厚接触者の対応をするのは

 最小人数に抑えなくてはなりません。



 とりあえずこの段階では

 助産師さんとわたし2人で

 いろいろ検査を乗り切ることに。

  






 まずはPCRとは別に

 抗原検査も受けることに。

 PCRでもされたのに、また鼻にぐりぐり

 綿棒つっこまれました…


 それに対して涙目でお礼を言うわたしに

 「この状況でお礼言うとか

 どんな拷問ww」

 と助産師さんは苦笑。






 そしてその助産師さんからは

 こんな説明が…




 「(ドクターじゃないのに)私が伝えるのも

 変な話ですが、今の抗原検査の結果次第で

 今後の流れが変わると思います。

 もしかしたら緊急帝王切開になる

 可能性もあります。」






 



 あ、やっぱり?ですよねーーー

 って叫ぶとこだった





 この頃はコロナ患者の多くの人が

 緊急帝王切開での出産になっていました。

 分娩は一体何時間かかるのか

 予測がなかなかできないもの。

 そんな中で多くのスタッフさんを長時間

 感染リスクに晒すわけにはいきません。






 だってこの世に生まれてくる子は

 その子だけではないのだから。

 助産師さんたちが皆倒れてしまったら

 他の子どもたちが

 安全に生まれてこれなくなってしまう。






 スタッフさんの感染予防が最優先。

 そのため帝王切開により

 叫び声等による飛沫を避け、

 短時間で終わらせることが望ましい

 とされていました。

 (今はどうなっているのかわかりません)






 そして助産師さんは言葉を続けました。







 抗原検査の結果がどちらにしても

 隔離する必要があること。

 ほぼ会えないまますぐにわたしから

 赤ちゃんを引き離すこと。




 病院側としては当たり前なことで

 何も悪くないのに、「ごめんなさい」と

 その方は謝っていました。

 





 この時のことを思い出すと

 今でも涙が出てくる。


 赤ちゃんを引き離されることではなく

 この助産師さんの優しさに。


 



 わたしとしてはもちろん

 生まれたばかりの赤ちゃんと

 引き離されるのは悲しすぎるけど…



 なにより赤ちゃんの安全が優先。

 絶対に赤ちゃんにはうつしたくない。

 危険に晒したくない。



 そのためには引き離されても仕方がないと

 自分が濃厚接触者だと分かった時点で

 覚悟はしていました。

 







 そして、抗原検査の結果も陰性でした。




 しかし、やはり帝王切開での出産で

 話は進んで行きました…






 緊急帝王切開に向けて

 いろいろな検査を受けたけど

 総合病院だから普段は

 検査には検査の担当がいるようで…




 このときは全ての検査を

 担当の助産師さんが1人で行わなければ

 なりませんでした。



 「わたしもこの検査するの初めてなんで!

 一緒にがんばりましょう!」

 と言われました泣き笑い








 朝からのこのコロナ騒動のおかげで

 陣痛は遠のいていました。

 








 しかし、救急センターから

 産科病棟の隔離用の個室に移ったあと

 (ビニールに覆われたすごい見た目の

 車椅子で移動)








 急に赤ちゃん

 産まれる気満々に凝視真顔凝視真顔








 わたしの様子を見ていた

 担当の助産師さんが

 お産まで一気に進みそうな気がする、と

 もう1人助産師さんを呼びました。

 






 そしてその2人の会話を聞いていると

 なにやら経膣分娩で産めそうな様子……







 お腹切るの怖すぎるよーーーって

 急に決まった帝王切開に

 ビビり倒していたのに






 わたし、この頃にはすっかり

 腹括っちゃってて

 もう帝王切開で産む気満々………









 その結果









 陣痛への心の準備

 全くできてなかった







 もはや心の中では

 







 え?これから陣痛耐えるの?




 無理無理痛い痛い痛い怖い





 はやく麻酔打ってえええ






 と、図々しいこと思ってました魂が抜ける







 帝王切開に向けて本当に心の準備

 整っちゃってて…

 逆に経膣分娩が怖くなってた昇天

 

 数時間の間に感情が忙しすぎ昇天





 でも出産てそんなもんですよね。

 精神の安定はできない………



 …………え?わたしだけ?

 





 





 長くなってしまったので、

 出産、入院、退院の話は明日

 更新しますね花




 読んでくださった方、ありがとうございます



 みなさん、今日もお疲れ様でした!

 おやすみなさいスター