東北旅行3日目
八戸へイタコさんに会うために移動
絶対遅刻しちゃいけないっという思いから
1時間前に到着。
準備は万端
聞きたい事リストは暗記した
服も車中泊ってバレないように着替えてメイクもして
マスクで隠す
なのに。。何故か
夫と二人同時に激しい睡魔に襲われる。
もう目も開けれない程の睡魔。
私「ちょっとだけ。。。さ。。。」
夫「うん。わかるよ」
私「それじゃタイマーセット GO」
一瞬で睡魔に飲み込まれました。
そして15分前に覚醒して いざ
イタコさんは 最初に名前、住所、命日、死因を書いた紙を渡すと
なんで亡くなられたのか知ってますか?と聞かれました
私「結婚したい彼が出来たから同棲したいって行って出て行ったんです。そこでなんか喧嘩したみたいで、そのまま自殺しちゃいました」
イタコさん「何歳だったの?」
私「24歳です」
イタコさん「若いわね。。」
私「。。。。。涙。。」
っと。。イタコさんに伝えた娘についてはこれだけです。
そこからお経が始まり、数珠の音と歌っているような気持のいいお経を聞いていたら
急にイタコさんの口調が変わりました。
娘に変わったようで、今の娘が何を思っているのか話し始めました。
自分が死ななくてはいけなかった理由をしばらく続けていたと思ったら突然「なんか聞きたい事ある?」っと。。。
ここまでの話の内容が娘の死因にぴったりなのと話し方がそっくりで
頭の中はほぼパニック
質問リストなんて思い出せない
な、、なんか言わなくちゃっと絞りだしたのが。。。
私「A!ママがどんなに苦しんでいるかわかる?」
イタコさん「わかるよ」
私「愛しているの 、愛しているAが居なくて苦しくて苦しくて」
イタコさん「うんうん。知っているよ」
私「Aちゃんは幸せにやっているの?」
イタコさん「まだ無理だよ 自分自身情けなくて」
私「だめだよ ちゃんと光のほうに行ってよ」
イタコさん「一応がんばってみるわ」
私「一応じゃなくて、おじいちゃんやおばぁちゃんもいるんだからちゃんと行って」
イタコさん「はいはい。一応やってみるよ」
後半の。。。非常にめんどくさいなぁ。。って塩対応の娘。。。
こういう歯がゆさ、これが娘とのいつものやりとりで、 これを知っているのは
夫と私だけのはず。間違いなく娘の魂は今 ここ 目の前にいました。
涙が止まることなく流れて イタコさんの背中に抱き着きたいのを抑えてました(笑)
イタコさんのおうちを出た後
夫と二人でしばし。。。放心状態。
涙ばかり溢れてしまい、二人で霊園の駐車場で木を見ていました。
娘と話が出来る。。っとワクワクして
本当に話が出来て
改めて娘が死んだという事実に傷ついている(笑)
それにしても。。。
娘から「ごめんなさい」とか「大好きなパパとママ」とか「ママ会いたい」とか。。。。
一言もなかったな。。。。。
塩対応されて喜んでいるどMです。
こりゃ永遠のカタオモイですね
ちなみにビビリな夫は娘と話す事なくひたすら泣いてました。
終わった後の感想で
夫「いやぁ あれは娘だったな びっくりしたよー 本当にあるんだな こんな世界」
ねぇ。。。アナタ父親ですよね
もぅ