量子を研究していた物理学者は 量子は 何らかの検出器で検出されるか あるいは何らかの観測行為によって把握されるまで 特定の位置をもたず また 単一の状態を占有することもないことを発見した

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光やエネルギーの量子は とりうるすべての状態を潜在性として同時に占有する

何らかの手段によって観測または検出されるまで どの状態が選択されるかは不確定なのである

叡智の海・宇宙  アーヴィン・ラズロ  日本教文社 より

という事はこの宇宙は認識者がいる事を前提としている もし認識者がいなければ この宇宙は今の様には存在しないことになります

これもまた この現実からみれば嘘のような話です

観察する認識行為によって 物がものとして在る という事ですから

通常においては 宇宙は観察者(例えば人間)がいようといまいと 存在する と考えます

しかし 量子の世界では違うのです

これは 宇宙の本質の解明に近づいているという事です