昨日 12月３日
業平で見かけたお花
すみだパークスタジオ前にて 八兵衛さんが立ち話
劇団桟敷童子
お祝いのお花
すみだパークスタジオ倉 にて観劇
作：サジキドウジ
演出：東憲司
美術：塵芥
劇団桟敷童子 その恋、覚え無し
出演
板垣桃子 原口健太郎 稲葉能敬 鈴木めぐみ
川原洋子 山本あさみ もりちえ 新井結香 大手忍
深津紀暁 升田茂 内野友満 柴田林太郎 三村晃弘
松本紀保 鳥越勇作 瀬戸純也 石村みか
儚く、切なく、狂おしく ・・・ 桟敷童子の恋物語
恋来来ら、恋来来ら
わたしは荒野で終焉の時をむかえている
誰か寄り添ってくれる人はいるのだろうか？
誰かわたしを想ってくれる人はいるのだろうか？
殺風景な場所に孤独の風がつむじ巻く
朦朧とした意識の中でわらべうたが聞こえてきた
幼いころに遊んだあの子を思い出す
名前も知らない女の子だ 顔も思い出せない
死ぬ間際にその子の顔を思い出そうと苦笑する
曇天の向こうに、彼岸花が揺れている
そして遠くに赤く燃える紅葉の群れ ・・・
凍てついた身体がぎくしゃくと動き出す
あそこに行けば、あの子の顔が思い出せそうな気がした
あの子の名前が思い出せそうな気がした
いや、もしかしたらあの子は、年を取らずにそのままで、
あの紅葉の中で笑っているかもしれない
きっと全裸で眩しくて、秘めたる輝きに満ち ・・・
恋来来ら、恋来来ら ・・・
チラシより
自由席 整理番号４１番でした
２列目の右から４番目の席に座りました
（前回は左側の席でした）
原口健太郎さんが立っている少し後ろの２列目の席 （終演後の写真）
舞台に水が溜められていて、その上に板の通り道が
造られています 大がかりなセットです （終演後の写真）
↑ここです
今日は 二つハプニングがありましたが、さすが役者さんです
何事もなかったかのようにお芝居を続行してました
ハプニング１
鈴木めぐみさんが板の上ですれ違う時、誤って池に落ちて
水しぶきが１列目まで飛んできました 目の前の出来事です
（白い布の垂れ下がっているところで落ちる 本番では
白い布はありません 白い布は終演後散らばった紅葉を
回収するためのものです）
鈴木めぐみさんは自力で這い上がり、お芝居を続けていました
（お怪我されてませんか？） 流石ベテランさん
衣装は水でビショビショに濡れていました
（風邪を引かないように暖かくしてください）
知らない人は演出と思ってみていたのでしょう
ハプニング２
ハル（松本紀保）が山犬を猟銃で撃つとき、撃鉄のところが
外れて銃が打てない状態になるハプニング
（どうなるのかヒヤヒヤしながら観てましたよ）
松本紀保さん 慌てず部品を元の状態に戻して
猟銃を撃ってました 銃発音が山に響く ダーン！
瞬時の動作で対応してました 流石です
銃になれてますね
かくれんぼ
もういいかい？ もういいかい？
もう異界 あっと言う間に異界へ
かくれんぼは旅立ちの歌だ
タケ（鈴木めぐみ）が病に倒れる
コマメ（大手忍）がタケに代わって祈祷することになり
村の娘満子（内野友満）の祈祷する
その満子が行方不明になり、責任を感じたコマメは
精神がおかしくなり、「」オラが経を上げたんだ
オラの所為だ オラの体 鬼になってんだ」
満子を呼び戻すため、山に入りいけにえの儀式をし、
首に竹杭を刺す
（大手忍さん いつも亡くなっちゃう役ですね 薄幸の女性役）
コマメを探しに来たカイ（板垣桃子）たちは、山犬に
喰われているコマメを見つける
「このことはみんなに知らせちゃなんねえ
コマメは満子の代わりに神隠しに遭ったんだ」
神隠しは希望だ
死んだことを隠すため、神隠しに遭ったと嘘を言う
優しさだ
これはお山の神のお戯れ！
誰にも知らせず出立するカイとウタ（石村みか）
「カイ！ いいのけ？」 とウタが声をかける
「うん」 と返事するカイ
二人が行こうとすると、目の見えなくなったハルが
「オラも行く」 と神目宿から出てくる
ハルも仲間じゃ 一緒に行こう
「出立の日じゃ 紅葉がきれいに咲いてらあ」
お山の紅葉が舞台後方に輝いて咲いている
お山が燃えているように輝いている
劇団桟敷童子のラスト いつも驚かされます
凄いです 山の紅葉が真っ赤に燃えている
なんて ・・・ 絶句 素敵に輝いています 必見です
見応えのある舞台 あっという間の2時間 感動です
ありがとうございました
終演後のバックステージツアー
落ちた紅葉を回収中の鳥越勇作さん
中央に大手忍さんがいる
池
小道具の山刀（なた）
水車 あれっ？！
紅葉をバックに原口健太郎さんに写真を撮ってもらいました
ありがとうございます
帰りに大手忍さん 出口で 石村みかさんに出会い
写真を撮らせていただきました ありがとうございました
じゃあ またね 