咲き誇れ | 白い雲のブログ

白い雲のブログ

青空に浮かぶ白い雲のようにふわふわと流されていく
どこに行くのか誰にも知られずに
いつの日にか儚く消えてゆく運命
今は、風の吹くまま気の向くままに生きてゆこう

電車内の風景

向かいに座っている親子

小学生の男の子は大きなタブレットでゲームに夢中

帽子を被ったお父さんは居眠り中

 

斜め前に座っていた小学生は碁の本を読んでいる

それも「裏定石」  定石ではなく裏定石ですよ

(私の小学生の頃は将棋だった 碁はやったことはないです)

隣のおじさんが観ている携帯の画面が気になるのか

覗き込んでいました

いろんなものに興味がある小学生です

 

80歳を過ぎているだろうおじいさんが乗ってきた

杖を突いてよろよろと歩いて席に着きました

歩くのが大変そうです  眉毛が白くなっています

老後のために足腰を鍛えなければと痛感しました

 

 

赤坂レッド・シアター 

 

 

 

 

お祝いのお花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤坂レッド・シアター にて観劇

作・演出:松本哲也

トローチ  咲き誇れ

 

 

出演

辻親八 東地宏樹 桐本拓哉 小林さやか 増子倭文江 

佐久間淳也 省吾 山田百次 金城大和 吉田芽吹

 

 

 

誰かに聞いた
女を美しくするのは満足よりも不満だと
だったら今の私は美しい
もうずい分前から美しい
この街に暮らす男たち
涙に暮れる男たち
苛立ちの日々
私はもっともっと美しくなる

 

 

全席指定席です  二列目の席に座りました

舞台はスナックの店内のようです

左側奥にカウンター  右側奥に小さなステージ

カウンターにはピンクの電話もある

左側はトイレのドア  右側にはソファー

中央には大きなテーブル

壁にはビールのCMのポスターや水着姿の

グラビアのポスターが張られている

 

 

暗転

暗闇の中で素敵なギターの音色が聴こえてきます

 

明るくなると ソファーに女性(小林さやか)が寝ている

トイレ掃除を終えた店員(吉田芽吹)が出てきて掃除

用具を奥に片づけに行く

それをソファーの女性が起き上がり見つめる

店員が戻ってくるとあわててソファーに横になる

店員は大きな音をわざと立てて椅子をテーブルの上へ

 

「まだ 寝てる最中なんですけど」

「もう閉店です  帰ってくれません!」

お客と店員  この二人仲が悪いらしい

 

あるときは お酒を註文されて

「秋田美人がなくて 鬼殺しでいいですか?」  (笑)

 

人間は誰もが心に闇を持っている

他人の心の中はわからない

このスナックにやってくる人達の複雑な人間模様

 

小林さやかさん 明るくて色っぽい女性

(心の傷を隠して無理して明るくふるまっているよう)

 

佐久間淳也さん オドオドした姿が「誰かと似ている」

と思っていたら、フルーツポンチの村上さんだ

真面目な顔して友達のお母さんにホノカな恋心を

抱いているようです

 

省吾さん(ポカスカジャン)のギター もっと聴きたかった

音譜 雨が空から降れば 音譜     「しょうがない しょうがない」

 

 

 

 

複雑な人間の気持ち

生きていくって苦しいことだらけ

でも人情があるから 生きていける

 

憎しみと苦悩 厳しい現実

どうすればよかったのか  考えさせられる結末

面白かったです  ありがとうございました

 

 

 

帰ります

 

赤坂見附駅エスカレータ前

 

 

 

じゃあ またね  ニコニコ