ヘリウム不足危機的な状況、風船用ヘリウムも入手が難しくなっています。
思い出すのは2012年の11月の大パニック
2012年のディズニーランド風船販売中止 https://www.afpbb.com/articles/-/2913480
衝撃的なニュースが流れました。 東京ディズニーランドでの風船の販売が中止になったのです。
風船や病院のMRI(磁気共鳴画像装置)などに欠かせない「ヘリウムガス」が
世界的な供給不足に陥っている。大半を産出する米国が自国での消費を優先したこともあり
、価格が高騰して日本への輸入が激減。ヘリウムを使う極低温などの研究にも影響が出始めた。
日本物理学会などは20日、ヘリウムのリサイクルや備蓄で産官学が協力するよう求める緊急声明を発表した。
その時は数ヶ月で販売は再開されましたが、 ヘリウム不足が解消されたわけではありません。
数年前から 日本では大学関係者、工業関係者からヘリウム不足による
影響が報告され、国による対策を求めていますが、
2021年の様な具体的に国民に不足がわかる
ディズニーランドでの ヘリウム風船の販売中止などが無いため、
話題になっていません。
しかし、 現状は2021年よりも悪くなっています。
上毛新聞 https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/politics/214172
ヘリウムガス供給減 医療や研究に影響懸念 県内機関が確保に奔走
ヘリウムは天然ガスの副産物として生産され、日本は100%輸入している。
ヘリウムを販売する大陽日酸高崎支店(高崎市貝沢町)によると
最大の供給国である米国で採れる量が減り、国内利用を優先させている
ロシアがヘリウムの精製プラント建設を予定する2021年秋までは品薄の
状態が続く」 ロシアのプラントが稼働を始めたとの情報はありますが、確定的ではありません。
それよりも
日本に入ってくるヘリウムの使用状況で風船に使われるのは4%程度です。
しかしながら、医療や工業におけるヘリウムの必要性は命や生活に直 影響があるものです。
早急に、国による対応が望まれます。
風船業界はヘリウムを大切に使用しています。
私たちバルーン関係者もヘリウムを大切に使用し、皆様に笑顔を作っていただけるよう
努力いたします。 ヘリウム不足によるご迷惑をお掛けすることがあるかもしれませんが、
慌ててご購入などされないようにお願いします。
2012年のディズニーショックの後、風船用のヘリウム缶やバルーンタイムの 買占めな
どがありました。
その当時7,000円程度で販売されていた商品が、ネットで数万円に高騰したことがありました。
現在、その当時よりも30%から50%程度値上がりをしているものもありますが、価格は 落ち着いて
、まだまだ風船用のネットで手に入るヘリウム缶などは、値上がりをしておりません。
通常の販売をしておりますので安心してご購入ください。
BLUESKYでは今まで同様に ヘリウム缶、バルーンタイムは販売させていただきます。
ただ、店舗での浮かぶバルーンの販売やバルーンリリースなど ヘリウムの入荷量で
お断りすることがあるかもしれません。
イベントや結婚式などでバルーンをご利用の方は、 ヘリウムを使わない飾り付けや
パフォーマンスも提供させていただきます。
お気軽にご相談ください。