東海新報が今日新聞発行二万号を迎えたということで、特別紙面が入っていました
誠に喜ばしくお祝い申し上げます
特別紙面には「昭和33年の設立からわずか2年後に起きたチリ地震津波により、海沿いにあった社屋が被災し、その後悔から63年に本社を高台に移したため、平成23年の東日本大震災では発災当日から号外を刷ることができた。大きな災害のたびに地域紙の果たすべき役割とは何か、を自問自答し時につまづきながらも65年の間発行し続けてこられたのは、ひとえに読者の皆さまあってこそである」と載っています
まず思うのは東日本大震災時の東海新報の情報が無くてはならないものであったことです
被害の大きさ、避難所の名簿、水や食料がどこで手に入るか等々(当時の新聞は今も大事にしまってあり出してきて見ればもっと細かな内容がここに書けますが今日は書きません)
あの大災害の時、自分たちも被災者でありながら「地域紙の果たすべき役割」というものは十分すぎるほどに果たしてくださったと改めて感謝申し上げます
そしてこの地に暮す者として東海新報には何かしら関わってきていることを思います
昔は高校受験の合格者の名前が載りましたし、結婚したとき、子供が生まれたとき、子供が何か賞を頂いて写真や記事になったとき。
親が亡くなった時。
新しいお店ができて広告を見て買い物に行ったり。
お店の臨時休業を知ったり。
普段から色々とお世話になっていることを思います
令和2年からの社長鈴木英里氏は紙齢30000号を目指し100年企業となる決意を述べられています
ぜひそうなってほしいと心から願っております