こんにちは
朝、5時45分。
平日は、だいたい、これくらいの時間に、私は起きています
ある日、起きると、遠くから、誰かが話す声が聞こえてきました。
(窓は開いていました。)
その後、ガタガタと2階から音が。
長男でした。
こんなに早く起きることなんでないのに、どうした?
その日の長男のお弁当は、細うどん。
天ぷらも朝から揚げて、準備万端でした
さつまいも、なす、イカ、ちくわの磯辺揚げ。
頑張りました、母は。
私が起こしに行く前、7時半くらいに、起きてきました。
長男→
「今日、期末テストだから、弁当いらないよ。」
せっかくお弁当の準備をしたのに
私→
「知らなかった。」
長男→
「自分の子どものテストの日を知らないの?」
私→
「知らないよ、、、」
「お弁当も作っちゃったから、食べていく?」
「今日は、麺だし。」
主食は、麺がダントツ大好きな長男。
一日三食、麺だけでも生きていけるんです
起きてきた時間も早かったので、いつもは朝ご飯を食べませんが、その日は「食べていくか。」と。
お弁当の時、麺は、1.5人分を入れているのですが、完食
その日の早朝の声のことを長男に聞いたら、英語だったそうで。
少しは、勉強をしたみたいです。
本当に少しだろうけど
「思い残すことしかない。」
と言い残し、玄関を出て行きました。
かっこ悪いことを言っているけど、なぜかかっこよく見えました
勉強をやろうとは、思っているみたいです。
長男にとっては、それを思うだけでも、かなりの成長。
勉強をしなければいけないのはわかっているようですが、それを実行することが何よりも難しいようです。
ちなみに、4日間、期末考査はあったのですが、この初日だけは、思い残すことしかない日になりましたが、他は、そこの思いにも行かない、いつも通りのノー勉定期考査となりました
勉強嫌いの人が、勉強をするようになるって、相当な覚悟がないと難しいですね。
そんな覚悟を、長男が持ち得ているとは思えません
でも、色々と試みています。
スマホとiPad、23時までは、自室に持って行かないことを自分で決めました。
ついに、動き始めるのか?長男よ。
そして、タイムロッキングコンテナをついに使い始めました。
※画像はお借りしました
このことに関しては、2021年8月11日にブログに書いていました。
その日のブログはこちら→★
長男が中3の時に、本人から欲しいからと言われ、すぐに買ったものの、数回だけ使い、その後は、誰にも使われることなく、放置されっぱなしだったもの
長男→
「受験の8か月前に、スマホ、iPadを部屋に持って行ったらダメなことを気づいた俺、やっぱり凄いわ。」
「部屋に、スマホとか持って行くと、俺、絶対にやっちゃうからさ。」
今回は、今の所、2日使って、その後はずっとお休み。
でも、小学校から高校まで一緒で、部活も中学、高校と一緒だった友達と毎日、勉強することは約束したらしく、少しかもしれないけれど、勉強は継続しているそうです。
これ、この先、どっちに転ぶのか?
行きたい大学があるのなら、勉強を頑張るしかないのはわかっているようだけど(何回も本人から聞いています。)、やはり、長男には難しいようです。
実は、先日の数学の期末考査で、本人にとって、とても嬉しいことがありまして。
数学の期末考査が終わった日、
長男→
「俺、最後の問題、解けたかもしれない。」
「いや、解けた」
長男の高校の数学の定期考査の最後の問題は、生徒に満点を取らせないように、毎回、難題が出ることは、1年の時から、長男から聞いていました。
もちろん、長男が、最終問題を解けたことなんて、今までに1回もありません
数学の定期考査が返却された日、家に着くなり、
長男→
「俺、やっぱり、最後の問題、解けていた!」
「正当法で解いていた完答は、2人。」
「答えまで出したのは、プラス俺だけ!」
「3人しか、答えを出せなかったんだよ。」
「俺って、やっぱり凄いんだよ。」
「センスあるわ。」
「これ、自信に繋がるわー」
長男、めっちゃ嬉しそうだったなぁ
ちなみに、高校数学は全く勉強していないので、中学校までの数学の知識で解いております
長男の科は、学年80人。
その中の3人に入れたこと。
問題を見て、すぐに、これは解けると思って、実際にすぐに解けたこと。
ちゃんと、答えが合っていたこと。
とても嬉しかったようです
何回も、私に話してきました。
そして、私にその問題を見せて、解いてみてと。私が解けるはずがない
テスト返却の日、数学の時間。
担任の先生が、
「最後の問題を解けたのは3人で、その内、1人は力技で解いていた。」
と話したそうです。
「それ、俺だよ!俺!」
と。
更に、問題解説まで、見せてきて、そこには、
「漸化式を自分で立てるタイプの中でも、かなり難しい問題だと思います。」
と書かれていました。
いつもは、感情フラットな長男が、興奮気味に私に話してきたのでした
ただね、その数学の長男の点数は、32点
もちろん、100点満点ですよ
そして、その問題を正当法で解かなかったので、5点/7点でした。
でも、良いんですって。
そこじゃないからと。
長男→
「最終問題が3年にして、やっと、初めて解けた。」
この自信が、やる気に繋がると淡ーい期待を少しばかりしちゃう私
悔いのないように、頑張って欲しいです。
ダリアですが、その後も続々と咲いています。