こんにちはニコニコ



私は、毎朝、NHKのあさイチを見るのですが、今、毎日ではないですが、「しあわせな人」というドラマをやっています。



昨年、既に放送済みのドラマですが、再編集して放送しているそうです。



私は、今回が初見です。



夫ががんとわかった後も続く「日常」を、夫婦の目線で描くドラマで、脚本家吉澤智子さんの実体験に基づいて作られています。

夫婦の「日常」が、がんにより、それまでの「日常」とその後の「日常」とが変わってしまうのです。

その後は、夫婦のあるべき「日常」を過ごします。

私は、このドラマから、「日常」の大切さというものを気づかされました。



このドラマを見て、このドラマや吉澤さんのことやをより知りたくなり、NHKのHPを見ました。



私の娘は、不登校になりました。

病気と不登校、一見違うように思えますが、「日常」という括りで見ると、似ているものがありました。

(吉澤さんは、がんの夫の妻という立場、私は、不登校の娘の母という立場。)



以下、NHKのHPからの引用です。

赤字、太字、下線は、私が特に心に響いた所です。



吉澤智子さん→

「今まで私が見た多くの闘病ドラマは家族が病気になると、身を粉にしてすべてをなげうって看病する話が多かった。それはとても美しい話だけど、そうすると現実は生きていけないんです。我慢することは決して美徳ではない。どちらかの我慢で成り立つ関係は続かないので、夫婦でどこまで折り合いを付けていくかなんだと思います。 よく『ご家族大変ですけど無理しないでね』と声をかけられるのですが、無理しないのは無理です。絶対無理するしかありません。大事なのは、無理の量を先に決めておくこ (ドラマ「幸運なひと」より) 「ここまでの無理は家族のためにやるけど、これ以上の無理をすると私自身が無理というところを先に決めておいて、それ以上はやらなくても後悔しないと決めてしまう。そうでないと、いくらやってもキリがなくて、もっとできたのではないかと自分を責めてしまいます。 今日一日、病気になった人の横で看病していることが愛情なのかもしれないけれど、今日仕事をしないと来年の仕事はないかもしれないみたいなことがあるときに、さあどっちを取りますかというのは本当に難しい。どうやっても後悔が残るのですが、その後悔をできるだけ小さくしたいわけです」 (ドラマ「幸運なひと」より) 「愛情と罪悪感の綱引きというか、愛情はあるけど愛情だけではダメで、現実的なところもどこかで計算しなければいけない



私も、娘が不登校になった当初は、かなり無理をしていたと思います。
頭の中は娘のことばかりで、自分のことは後回し、娘のためなら何でもやる覚悟で、娘のためにできることは何でもしていました(娘のためになっていないことも含めて)。
でも、時間と共に、少しずつ、考え方が変わりました。


あの辛い時、吉澤さんの言葉を聞いていたら、少しは心が楽になったのかもと思いました。


吉澤さんの言葉の繰り返しになりますが、無理をしないのは無理だけど、先に無理の量を決めておけば良かったのです。
予期せぬことが起きた時は、それまでの私のままで、「日常」を過ごすことが大切なのかなと思います。
とは言え、あの不登校当初の絶望感や不安感の威力は半端ないですよね。
私も、娘が歩き出した今があるから言えることなんですけどおやすみ
今、辛い方に届きますように。


娘は、少し前に春休みに入りました。
無事に、大学一年生の一年間が終わりましたニコ
春休みは、帰省せずにバイトに励むそうです。


前の話になりますが、冬休みに帰省した時、長男に、古着の革ジャンを買ってきました。
何と3万円びっくり
(長男のリクエストで、お土産は古着で!とお願いしていました。)
娘は一人で、古着屋で有名な街に行き、イケてる古着屋さんに入り、イケてる店員さん(長男とほぼ同じ身長)に試着してもらい、買ってきました。
「せっかく買うなら、本物じゃないと!」
と、バイト代からのプレゼントです。


長男は、それはそれはとても喜んでいました爆笑


娘は、一人でもイケてる街に買い物に行けるくらい、回復しています。
これからも、楽しいことをたくさん体験して欲しいと思っていますニコニコ


一人暮らし当初は、体調が優れず、病院通いもしましたが、一年が無事に終わりました。
娘は、複数学部受験で、合格した学部の中から、最終的に娘が選んだ学部に進学しましたが、勉強が大変な学部じゃなかったことも良かったと思っています。
入学してわかったことですが、普通に徹夜をしないと課題が終わらない学部もあったので。
もちろん、本人の頑張りが一番ですが、運も良かったと思っています。


大丈夫、大丈夫。
できることから、一つずつ照れ


今日も読んでくださり、ありがとうございましたラブラブラブラブラブラブ