今日は【恩送り】という言葉を書いてみました
皆さんは【恩送り】という言葉を聞いたことがありますか・・・?
「恩返し」は、誰かの恩に報いるという意味ですが・・・
【恩送り】は、受けた恩を誰か他の人に送ることだそうです
私はこの言葉を昨日行われた友達の製作発表で知りました
彼女は制作の道に進む為に当時通っていた大学を中退し、
放送関係の大学に再入学を果たした頑張り屋さん
今、彼女は夢だったドキュメンタリー会社に就職し
制作のお仕事をしています
昨日は、そんな彼女の卒業制作発表が行われました
彼女がカメラをまわし、構成、ナレーションも全て自ら手掛けたドキュメンタリー
その作品の主人公はバングラデシュに嫁ぎ、生活をしている一人の女性
~そこには彼女の生活を追いながら
バングラデシュという国のリアルな姿が映し出されていました~
日本で舞台女優として活躍していた女性が、
お仕事をきっかけに知り合ったNGO団体の方と結婚し
バングラデシュでストリートチルドレンの支援活動を、彼と共にしている
日本とは全く違う国での生活。。。。
衛生面も、環境も・・治安も・・生活の全てが違う。。。
貧困の為に学校に通えない子がたくさんいる・・・
そんな現実とは裏腹に映し出された映像には・・・
子供達のこぼれんばかりの笑顔と、
キラキラ輝く瞳がスクリーンいっぱいに溢れていた
“貧しい国”というイメージが強いバングラデシュ・・・・
“モノに溢れかえる”日本・・・
本当に“貧しい国”とは、どちらの事をいうのだろう。。。。
彼らはまた新しい学校建築を進めていくなか、“青空教室”も行っている
今そこでボランティアとして彼女達と一緒に教えているのは・・・
以前この“青空教室”で学んでいたストリートチルドレンの子供達。
幼かった子供達が青年になり・・・自分達がしてもらった事、学んだことを
今度は、彼らが幼い子供達に伝えていく
バングラデシュ。“世界で一番貧しい国”そう呼ばれているこの国は・・・
笑顔の素敵な子供達がたくさんいる、愛に溢れた
恩送りの国
実はバングラデシュに嫁いだ子も私のお友達
二人とも本当に素敵な心の持ち主で
いつ逢っても彼女達はキラキラ輝いています
私にできることなんて限られているかもしれないけど・・・
それでも何か出来る事があるかもしれない。。。。
こんなに素敵な尊敬出来るお友達が周りにいる
私は幸せだと改めて想いました
『一日一書』
150日目。
【恩送り】~For my friend's~
葵清蓮