6世紀頃【倭国】と呼ばれていた日本。
これには、「人」に「委」ねてばかりいるという意味があり、
《人に頭を下げてばかりで全て他人に従っている》・・・いわば蔑称。
【和】という文字が用いられるようになったのは、奈良時代の中期頃から。
「和」の字の由来は、「禾」の部分が軍門に立てる標識を意味し、
「口」の部分が誓いの書簡を入れる箱を指します。
敵対している者同士を和解させる意味を持っているそうです。
【和】という文字に改める事で、日本という国は“人に委ねている”わけではなく、
“敵対することを避け、たとえ相手がどのような者であれ、
それを赦し、受け入れ、認め、助け合う”
それがこの国の【和】の本義だそうです。
なにはともあれ、、、
【和】という言葉を目にするだけで心が和むのは、
やっぱり私が日本人だから。。。
『一日一書』
48日目。
【和】
葵清蓮