子供の成長と共にスケールしていく働き方
ご訪問ありがとうございます。
生き方講師の
松嵜 まゆみ です。
「きもの」と「こころ」の講座を通して
輝く未来に一歩踏み出す女性の
「心豊かな人生の歩み方」を
サポートしています。
私は、妊娠と同時に仕事を辞めました。
夫は職場結婚で、同じ部署で働いていたので、
その場合、
（今はどうかわかりませんが）女性が別の部署に異動するという慣習がありました。
職場の人間関係もよくて、
仕事もやりがいがあったから、続けたいと思ったけど、
別の部署に異動してまで、
会社に居続けたいわけではなかったのと、
夫が家に入ることを希望したので、退職しました。
夫の両親は、二人で魚屋さんを経営していて、
「家には親はいなかったから、一般常識は漫画から学んだ」
と言っていたから、
多分寂しかったんだろうなとと思い、
その要望を受け入れました。
わたし自身は、
もともと幼稚園の先生になりたかったので、
子どもとの時間は楽しかったです。
家にいることができなかったので、
毎日、公園かショッピングモールか
近所のお友だちの家に遊びに行ってました。
子どもが寝たら、子育てブログを書くことが秘かな楽しみでした。
職場の友達に「きーてー」って話す代わりに
書いていた感じ。
そこから6年が経過し、
次女が幼稚園に行き出したとき、
急に一人の時間ができて、
最初の半年は、習い事をしまくりました。
それでも何だか生産性のない毎日に、
「このままだと腐りそう」といった感情や
社会に置いてきぼりを食らったかのような気持ちになり、
ぼんやり働きたいなーと思ってました。
「子育てとか家事とかに支障がない形でもいいから働かせてください」
と夫にお願いしたら、
会社員になることは反対されていて、
「会社作ったらいいやん」
って、軽ーく言われてました。
だけど、「何が私にできるか？」と考えた時、
パソコンスキルを活かすことしか考えられなかったんですね。
もう一度、、社会復帰をしないことには、
世間に何が求められてるかわからないな。
と思ったものの、
「私に何ができるか？」（2回目）
スーパーのレジ打ちくらいしか思い浮かばなくて、
そうこうしてたら、
元上司が、「仕事作ってやるし戻ってこい」と言われ、
古巣に戻ることに。
夫にその話をしたら、嫌がられました。
だけど、基本反対はしない人なので、
夫が、その元上司と仲良しだったので、
「うちの妻は時給1,500円以上でないと出せません」と
直接交渉。
高級取りなパートタイマーですが、
就業規則とかも新しく作ってくれて、
好きな時に好きなだけははたける仕事を作ってもらいました。
幼稚園の送り迎えも、
幼稚園行事もきっちりこなせる職場環境はありがたかったですが、
2年弱勤めて、
ここでの仕事をやり切ったと思えた時に、
『来月やめまーす」って
SNS（今はなき、ミクシィ）に投稿したら、
娘が園庭開放でお世話になっていた、
近所の幼稚園の先生から、
「時間できたら着付け教えてください」と言われます。
それまでも、
ママ友相手に着付けレッスンをしていたので、
そこからの口コミでのご依頼でした。
それが2012年の7月。
夫に伝えると、
「着付け教室で終わらせるつもりないよね？」
と言われ、
「60歳になった時に、
どんな会社にしているか事業計画を立てなさい」
と言われました。
当時は、
「私のやりたいこと全部反対してくる」
って思ってけど、
私以上に私の能力を認めてくれているからこそなんですね。
実際は、どう考えても、全部応援してくれてた。
習い事とか、起業塾のお金もすんなり出してくれて。
2012年9月から、独身時代に通っていた着付け教室にも通って、
学び直したりもしながら、着付けレッスンをしていました。
もともと、
「次女が小学校に上がったら、会社を辞めて、自分で何かしよう」
「次女が中学校に上がったら、教室を借りよう」
「次女が高校卒業したら、法人化にしよう」
と、子どもの進学に絡めて、一つ目標を立てて、
子どもの成長と共に、積み上げてきました。
（だいたい半年以上先に実行するのはお決まりですが←時間の回転が人よりちょっと速いので・笑）
私は、5年以上先のことは思い描くのが苦手なので、
スモールステップでもいいから、
長く続けたいと思っていたので、
私にとってはこれがとても良かったのです。
会社員の時も、
ずっと続ける前提だと、毎日のように「早く辞めたい」と思っていたけど、
契約社員に変えてもらってからは、
3ヶ月契約なので、「よし、また3ヶ月ガンバロー」って思えた。
だから、目の前に小さなゴールがある方がいいんだなと思っていたので、
起業する前に一度会社に出戻るとか、
着付けを教えることだけがしたいわけではないのに、着付け教室から始めるとか、
遠回りかと思われるかもしれませんが、
私にとってはこの全てが必要な経験でした。
だからね、
もし今、大きな夢を描いて、
その夢が大きすぎて動けないとしたら、
子供の成長と共に、自分も成長する。
って決めると、
案外、するりと叶っていきますよ。
子供が成長してるのに、
自分が衰退していくのが嫌な方には特におすすめ。
何でこれを書いたかというと、
昨日、大阪に住む娘が帰ってきて、
私の浴衣を着て帰りました。
そして、今日、自分でその浴衣を着ていきました。
これは、ミミズクヤの着物。
七色のヘアカラーにぴったり。
その投稿を見てくれたミミズクヤさんが喜んでくれまして。
そんな娘は、
ちょうど、8年前の宵山で、
ミミズクヤさんでオーダーした子どもサイズの着物を着て、
お店の前でジャンプしてて、
そんなことを思い返すと、
「周囲の方に、私の成長も娘たちの成長も一緒に見守ってもらってたな」って
温かい気持ちになったのです。
小さい時は、
「子どもが大きかったら、東京のイベントとか行けるのに」
とか羨ましく思ってたけど、
子どもがいてくれたおかげで（子連れで出店してたお陰で）、
このようにして、子供の成長を喜んでくれる人がいる。
ずっと見守ってもらっていたことも、
子どもにとってはとても嬉しいことだから、
子どもが小さいうちに起業してきてよかったなって。
そんな長い長いつぶやき。
心に花を咲かせます
松嵜まゆみ
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