先日、着付け講師養成講座の受講生さんが
「着付け講師養成講座」の1回目を終えて、
すでに視点が「教える側の視点」になっておられて感動したのですが、
今朝、私の視点も
「教える側の視点」から、
「組織をまとめる人の視点」に変わっていることに気づきました。
そんな中で、たまたまタイムラインに上がってきた
書道家の諏訪麻里子さんとそのお師匠さんの高宮華子先生のライブ配信を見て、
メモを取る手が止まりませんでした。
そして、書きたい衝動のまま、
ブログを書き始める。
まず、前提知識として
麻里子さんと華子先生の関係性をご紹介すると、
麻里子さんは、小さなお子さん3人のお母さんで、
医療従事者として、つい最近までお勤めされていました。
そして、ご自宅で書道教室をされています。
この時点で、「ガッツのある方」という印象を受けていたのですが、
さらには、去年の8月、大阪で開催された書道家のための「スカウトキャラバン」で、
「企業案件の受賞」をされて、【 ユーキャンのボールペン字の書籍⠀】を今年3月に出版👏
そして、そのお仕事を依頼されたのが、
今年15冊目の本の出版が決まっている高宮 華子先生という関係性です。
そんな華子先生から見た
「選ばれる人になるための秘訣とは?」といったテーマだったのですが、
「選ばれる人」からのお話ではなくて、
「選ぶ人」から見た「選ばれる人」の視点という切り口でのお話で、
私も聞いていてすごく気づきがあったので、
特に印象に残っていることを、こちらでもシェア♡
まず、お仕事を依頼する人に求めるものは
①覚悟が有る人
②可能性が有る人
③チャレンジをしている人(チャレンジしているところを見せれる人)
④「自分がかわいい」と思っている人は選ばない
①覚悟がある人
やると引き受けた以上は、必ずやり遂げる覚悟
家庭の事情とかお子さんの事情など、
誰にでも想定外の事情が起こることはある。
そんな中でも、
途中でその事情を持ち出して逃げる人ではなく、
どんな事情があってもやり遂げる人であるか?
を見抜く
(泣き言をいうなとは言わないけれど)
お話を聞いてて、
この「見抜く」というのがポイントだなと感じたのですが、
なぜならその部分は(短期間で)「育てる」のは難しいから、
最初からそれが備わっている人を選ぶということ。
(「命を脅かしてまでやれということではない」という補足付きではありましたが)
(選んだ人に)弱音を吐かれたときも、
「無理しなくていいよ」
「できるときにやったらいい」ではなく
「やるか もっとやるか どっち?」
と聞くそうです。
その人が「やり遂げてくれると信じて選んでいる」からそう言える。
とのこと。
特に今回は「出版の仕事を任せる」という話でもあり、
納期に追われるお仕事なので、
もしも選んだ人が途中で投げ出したら、
自分がおしりをふくことになるから、
「そんなことをしない人を見抜く力」が研ぎ澄まされているようにも感じました。
私も以前、舞台での着付けショーに
(弟子でもない私を)抜擢していただいたとき、
「なんで私に依頼をしてくださったのですか?」と聞いたとき
「絶対最後までやり遂げる人やと思ったてから」
「うちの弟子にはそこまで覚悟できてる子はおらん」
と言われたことがあります。
それが
(選ぶ人から見た)選ばれる人の条件。ということですね。
実は今月の初めにしたワークで、
「自分がされて嫌なことはどんなこと?」という問いに対して
「やると言って引き受けたのにやっぱりできませんでした」と言われること
といったことを書いてました。
その理由は、
その意気込みに期待して喜んだ時の感情と
やっぱりできませんでしたと言われた時の感情の落差が激しいからなのですが、
これはこれまでに「やらせてください」「できます」「がんばります」という言葉に期待してお任せして、
「やっぱりできませんでした」と言われる経験をしてきたからそう感じているのであって、
そもそも、「逃げ出さない人」であるかどうか?を見抜けていたら、
こういう経験はしなくて済んだね・・・と気づかされました。
というのも、そもそもこれは、価値観の違いだから、
これまでどういう環境に身を置いてきたかで「当たり前」と感じるものの価値観が変わってくるし、
いいとか悪いとかではなくて、
優先順位が合わない人との仕事はお互いしんどいから、
その価値観が合わない人を「頑張って育てる」のではなく、
「最初から選ばない」ということ。
今、元同僚にスタッフとして来てもらって、
そこのやりやすさを痛感しているのは、まさにこれ。
私たち、
「這ってでも出てこい」と言われて育っちゃってるから、
限界値が普通よりも高いんですねー💦
(さすがにそこまでしろと言いませんが、自分はそれができてしまいます)
②可能性がある人
出版社から選ばれるには?というところで、
例えば出版社に本の企画を持って行ったとして、
出版社はその「できあがった企画」をいただいても嬉しくなくて、
編集というのは「編む」と書くように、
一緒に作り上げることを望んでいるから、
「こんなのできますか??」
という投げかけに対して、アイデアが返ってこない人とは組むことを望んでない。
一緒に仕事をしたとき、
Aのアイデアを持っている人と
Bのアイデアを持っている人がいたとして、
Aがやりたいです。
Bのほうがいいんじゃない?
「わかりました、じゃあ、Bでもいいですよ。」
とか、
「Bをやればいいんでしょ。」
ではなくて、
「Cを作るという考え方。」
が持てない人とは、何も生まれない。
仕事というのは、そこにクリエイティブティーが有るか?
でなかったら、今この情報があふれている時代に、
新しい本を出す意味がない。
だから、先方の提案から、いかにアイデアが出せるか?が大切。
※与えられたことをやるだけなら、「仕事」ではなくて「業務」
なんか、もう色々うなづきすぎて首がもげそうですが、
さらには、どういった要素がある人が、
「売り込まずして選ばれる人になるか?」というお話に、
③チャレンジをしているところを見せれる人
人から(売り込まずに)選ばれる人になるためには、
日々チャレンジをしてその姿を見せているかどうか?
・チャレンジしている姿を見せる
・努力の過程を見せる
そして、自分がやっていることが
・お客様の未来につながってることを見せる
(自己満足では声はかからない)
④「自分がかわいい」と思っている人は選ばない
逆に「こういう人にはお仕事頼みたくないな」という人は?
という問いに対して、
「人柄がどうとかではなくて、
一緒にクリエイティブな仕事ができるかどうか?」で選ぶのだけれど、
「自分が可愛いと思ってる人は難しい」というお話。
(自己犠牲とまでは言わないが)
人のために行動ができる人でないと一緒に仕事はできない
(わかりやすく例えると)
好きな人がいるのに
自分が傷つくのが怖くて告白できない人
ということだったのですが、これを置きかえると、
=やりたいことがあるのに
自分が傷つくのが怖くて行動できない人
これは、相手への想いよりも、
自分の方がかわいいから踏み出せない。
自己防衛に走っている状態だから、
その程度だったらやらない方がましというわけです。
仕事してると、本当に大変なことは山ほどあります。
そんな時に、できない言い訳なんてなんぼでも並べられます。
だからこそ、それを乗り越えるには、
「やりたいこと」と「自分が傷つくこと」の重さを天秤にかけて、
「傷ついてでもいいから飛び込もう」という勇気がある人しか
乗り越えられないと思うから。
私もしょっちゅう壁に立ちはだかれてますがら
その壁があるからこそ、自分の未熟さに向き合う機会になって、
ステージを上げることができているとも思ってます。
最後に名言特集・笑
「チャンスは貯金できない」
「1回断ったら次は来ない」
隠れてこそこそしているつもりでも、全部見えているし、
「その行動全てがオーディション」
走り書きのように書き綴って、
意訳している部分もあるかもしれませんが、
すごくたくさん気づきを得たライブ配信でした♡
麻里子さん、華子先生ありがとうございました。
朝からとてもいいライブ配信見せてもらいました。
ひそかに来月から近所の書道教室行こうと思ったけど、
やっぱりこういう先生から学びたいなって思いました♡
そして、これを見終わって最初に気づいたことは、
「私が人の上に立ちたくない」と言い続けていたのは、
ある意味逃げてたな…っていうこと。
これまでは、講師視点でしかなく、
「やりたい人にチャンスを与える」スタンスでいたけれど、
これからは組織のリーダという意識で「選ぶ人」になって、
組織を運営していくフェイズにきているということにも、気づかせてもらいました。
最近、意識が高い方との接点が多くて、
意識がどんどん書き換えられていくねー。
毎日刺激的で、いつも頭の毛穴が開いてる感覚です・笑
パッション強すぎるので、
優しめの写真で中和させときます・笑
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着付けも人生も思いのままに
きものライフスタイルコーチ 松嵜まゆみ
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