皆様、良いクリスマスをお過ごしでしょうか?


私は今、鹿児島におります。

 
 
クリスマスとは無縁に、
今日、夫の父とお別れをしてきました。

22日に訃報を受けて、
夫にはその日に帰ってもらいました。
 
 
24日は友引だから、
葬儀は25日かな(よかった)と思っていたら、
 
24日に告別式となり、
23日の朝に移動することに。
 

この日は長女の進路先を決める日(三者懇談)で、夕方が進路希望書の提出期限だったので、
朝一番に学校に電話。
 
ちょっと学校来てほしそうでしたが、
電話口で9割決定して、改めて学校に行くことに。
 
 
そして、鹿児島に行く前に、
夫の代わりに病院へ書類を提出しに行くために、
9時に家を出て、
 
11時に新幹線に飛び乗りました。
 
 
それでも、葬儀場についたのは、お通夜の一時間前。
長旅。
 
 
そして、翌日に告別式。
 
 
義理の父は、温厚な人で、
子どもたちがイタズラすると(ソファで跳びはねたり)、
 
(しつけしてないと思われたら…)とか思いながら注意をする私に、
 
「そんなことができるようになったんだねー。すごいねー。」って、ニコニコしてて、
何しても褒めてくれる人。
 
 
テキパキ動く義理の母の手伝いをしたいけど、どうして良いかわからない私に、
「この人のお節介は死ぬまで治らんから、まゆみさんはじっとしといたらいいよ」と言ってくれて、
 
今思えば、いつも私の心のうちを察して、さり気なくフォローしてくれてました。
 
 
この人の息子だから結婚したんだな。
 
と思える存在。
 
 
亡くなる日の父は寝付けなくて、
 
ベッドに横になるとしんどいから、
と、ソファに腰掛けて、
母が体をさすっては休憩して、
というのを繰り返していたそうです。
 
 
そして、二人でウトウトしてたと思ってたら、
母が目をさましたときには、
父が母に寄りかかるようにして眠りについていたそうです。
 
 
長い闘病生活だったから、
静かに息を引き取ったと聞いて、安心しました。
 
 
ちょうど、亡くなる数日前にお歳暮に手紙を添えて送ったのが、最期のやりとり。
 
 
「このお正月は、受験を控えているので行けませんが、春には会いに行きますね」
と書いてたのですが、
 
「お正月に帰ります」って書いてたら、
待っててくれたかもしれないな…とも思ったり。
 
 
そして、訃報を聞いた日の数時間後、
父の名前でお年玉が届きました。
 
 
「年末帰ってこないなら送っとこう」と思ったんでしょうね…
 
やっぱり待ってくれてたんだなと思うと、切ない…
 
 
亡くなったことを娘に伝えたときの第一声は、
電話しといたらよかった…
でした。
 
 
ほんまやね。
 
明日どうなるかなんて、ホンマにわからない。
 
 
 
急なことで、お仕事の変更もしていただき、
関係各位には大変ご迷惑をおかけしました。
 
 
その時のお返事に、とても心温まるメッセージもいただき、ありがたい限りです。
 
 
一番胸に響いたのが、
「良いお別れとなりますように」といったメッセージ。
 
娘たちの塾の先生からだったのですが、
(30歳くらいのお若い先生です) 
 
 
祖父への言葉や、
私達を気遣う言葉に、
ご自身の経験談も添えてくださいました。
 
 
短いメッセージの中に、
勉強のことも気になると思うけど、
十分にお別れしてきてくださいね。
といった思いが読み取れて、
 
 
受験前の冬季講習真っ只中であるにもかかわらず、
塾の先生からそんなメッセージをいただけるとは思ってなかったです。

 
こういうときの対応で色々気づくことがあるなと、改めて。
 
 
今年は、仕事納めが何だったのかわからないまま、年末休暇を迎えることになり、
 
教室に吊り下げたままの着物のことが気になりますが、
 
新年には、気持ち新たにスタートしたいと思います。
 
 
今年はそれでなくても、命について考えさせられた一年でした。
 
 
そんなことも重なってか、
お通夜とお葬式では、我が家はどの家族よりもよく泣きました。
 
 
今日もかなり疲れてるはずなのに、
眠れないので真夜中の更新。
 
 
写真は斎場から見た、桜島(噴火してます)
 
写真撮れるタイミングがなかなかなくて、
この写真はだいぶんおさまった後でしたが、
 
山に上がる途中で見たときは、もっとモクモクしてました。
 
 
それでも、こんなことは鹿児島では日常茶飯事らしく、
ニュースにもならないそうですが…
 
 
私達母子には初めて見る光景。
 
娘たちにとっても、今日は、忘れられない日になることでしょう。
 
 
喪中ハガキを送るには、遅いお知らせになってしまいますので、
寒中見舞いにてご挨拶させていただきます。
 
(年賀状、投函前でよかった)
 
 
ひとまず、ご報告まで。