先日、コーチングの中で、
「今、私は頑張っているからそんなことは思わないのだけれど、
いつかステージが上がった時に、
あの人の方が私より頑張ってると比較してしまって不安に思うのではないだろうか?」
といった話がありました。
今現在、そのことで困っているわけではないのに、
なぜか、ワークを埋めるがために発した言葉。
不思議なことに、ワークをしていると、そういったことがよく起こります。
「ワークのテーマから外れているかな?」と思いつつも
「なんでかわからんけどここにこんなことを書いていた」
というところに、解決すべき問題の元が隠されていることが多い!
(ある種のひっかけ問題みたいな・笑)
深堀していくと、
「第三者が私とAさんを比較して、Aさんの方が頑張ってるって思われるのが怖い」
「自分が先に○○講師になり、後から○○講師になった人がめっちゃ頑張ってて、
その人に抜かされたらどうしよう?という不安がある」
といったことだったのですが、
そもそも、
・頑張る
・比較する
・不安に思う
全部、不要です。
もう少し細かく説明すると、
・「今、私、めっちゃ頑張ってるんです。頑張ってるけど・・・」って口にするということは、
「私、頑張ってるから、それを認めてと」いう思いと、
逆に、そういう風に思うということは、
「まだ頑張りが足りていないのではないか?(⇒まだまだ頑張れる余力があると思っている)」と感じている裏返しでは?
・頑張りは比較しようがない
頑張ってる人は誰も見ていないところでも頑張っているものなので、
頑張ってるかどうかは、人にも自分にもわからないし、比較するものでもない。
・人との比較
(上記の通り頑張りは比較できないので)例えば生徒さんの数で比較したとして、
Aさんと比較して、Aさんの方が生徒さんがたくさんいるって第三者に思われたとして、
何か困ることある?
何を競ってるのかな?
ビジネスは勝ち負けではないよ。
・頑張りを比較されて負けていると思われるのがいや
(人と比較するものでもないし、ビジネスは勝ち負けではないけど、あえて言うなら・・・)
負けてると思われるのは嫌なら、
誰にも負けないくらい頑張ればいいだけのこと。
(これは人の比較ではなく、自分の中の最上級)
頑張りって経過だから、本気になれば負けることはない。
・人に追い抜かされるのが不安
追い抜かされるのが不安なら、独自性を出せばいい
「誰かに追い抜かされる」と思うということは、
人と同じことで勝負しようと思っているから不安になる。
自分が得意なことや、自分にしかできないことを見つけて
独自性を出せばそんな不安は一ミリも湧いてこない。
・「頑張らなければいけない」という思い込み
そもそも、「頑張ることが正しくて頑張らないのはいけないこと」という思い込み(価値基準)を疑ってみましょう。
日本は成長発展を正しいとされているけれど、それだけがすべてというわけでもない。
頑張らなければ結果が出ないと思ってるかもしれないけれど、
私は、頑張るよりも楽しむことが大切だと思ってます。
セッションでもいっぱい言い過ぎたから、こちらでもまとめておきました。
ちなみに私は、人と比較するという考えがないので、その不安については、さっぱりわかりません。
というのも、私は一卵性双生児で、
生まれた瞬間からライバルが存在したわけですが、
妹に勝ちたいとか、勝ってるとか思ったことがないです。
むしろ、「妹と争わずに平和で過ごすには??」って考えていたので、
お互い、自分よりも相手が得意だなということは、同じことで勝負しなかったから。
例えば、妹は英語がペラペラなので、私は1ミリも話せません・笑
だけど、別の分野では妹よりも優れている部分があるから、
できないことがある自分も、妹に負けいる部分があることも、認めていたし、
自分を卑下したこともないです。
46年間姉妹していますが、喧嘩はほっとんどしたことがないです^^
「着付けも人生も思いのままに」
きものライフスタイルコーチ 松嵜まゆみ
いつも、応援ありがとうございます。
いいね!の代わりに押していただけると嬉しいです。
お仕事のご依頼はこちらからお願いします。
▶ お問合せフォーム