~心に花を咲かせましょう~ 葵桜きもの着付教室のまつさき まゆみ です。
ご訪問いただきありがとうございます。
昨夜は私の最終学歴と思っている、元同僚(先輩方)との送別会を兼ねた懇親会。
数ヶ月前からこれだけを楽しみに、お仕事頑張ってました。
退職して18年になりますが、こうして誘ってもらえてとてもありがたいです。
今回の幹事さんは私が在籍していたときは別の拠点に在籍していたのですが、
サプライズにしたいから…と誰にも聞かずにちょっとした手がかりから連絡をつけてくださいました。
(結局、当日まで黙ってられず、みんな知ってたけどね)
「突然ですが、飲み会のお誘いで」とショートメールが届き、
日時のお知らせが届く前から「行きます!」って書いてました。
先輩には「今は今の生活でたくさん人と出会っていて、こういった飲み会の場も沢山あるやろうけど、来てくれて嬉しい」と言われましたが、
沢山の方と出会ったからといって、
私にとって過去に出会った方との関係の濃度が薄まるわけはなく、
むしろ、お世話になった方でご無沙汰している方には、最優先で会いに行きたいと思っています。
中にはひっそりSNSから私の様子を見ていただいている方もありますが、互いに連絡を取るわけでもなく…
でも、私の心の片隅にはいつもある、この頃の思い出や経験や、教え。
今の私があるのは、この時代があったからこそなんですよね。
それはそれは厳しい仕事だったし、厳しい職場だったけれど、それ以上に温かくて人情味が溢れた職場でした。
ブログを見てくださっている先輩が、
「出会った方に感謝しながら楽しく仕事をしていて、いいことやなー」と喜ばしく感じてくださっていて、
教室には関係ないような発信も、こうして誰かに届いていると思うと、なんだか嬉しくなりました。
実際、着付けには全く関係のないつぶやきに共感して習いに来て下さる生徒さんも多いですしね。
※教室に関係あることだけを知りたいという方はこちらからどうぞ♡
これは思い出のアイテム。
「これ、やる(あげる)からFacebookに使って」って言われたので、もらって帰ってきました(笑)
(Facebookではなくて、ブログに使いました)
これは何かといいますと・・・
ホストコンピューターを操作する仕事(オペレーター)には欠かせないアイテムで
『MTをかけかえるときに使うプロテクター』
意味がさっぱりわかりませんね (参考になりそうなサイト⇒メインフレーム)
私が会社員になってすぐの頃は、
パソコン(パーソナルコンピューター)が一人一台という時代ではなくて、
パソコンとサーバーがネットワークで接続されているわけでもなくて、
入力する係の人が端末と呼ばれるマシンで入力して、
その入力した内容をディスクに書き込んで、
そのディスクをオペレーターがホストコンピューターに取り込む・・・
という、今では考えられないような不便な時代でした。
もう、今から考えたらそれはそれは不便。
だけど、そのときは最先端だったわけです。
windowsやマウスが出回る前は視覚的に操作するのではなく、
画面にコマンドと呼ばれる英単語みたいな暗号を入力して、操作していたのです。
そこから数年でWindowsが出回って、
一人一台パソコンを持って作業するようになって・・・
ものすごいスピードでテクノロジーが発達していったわけです。
私がいた職場はその時代の最先端を追いかけていたので、
頑張って勉強して、覚えた頃にはすでに古い知識だったりもするわけで・・・
「私、時代の流れについていけないから、文化を継承する人になります」って言うて、着付けの道を進もうとしたのが22歳。
で、ホテルで花嫁着付け師の面接に行って、
そこで出会った面接官の方に「今の職場で揉まれて、子育て終わったらおいで」と言われ、
結局、着付け講師をする前日までこの会社やこの会社の関連会社にずっと居座っていたんですけどね。
昨夜は、そんな時代の最先端を今も生き続けている先輩の話を聞きながら、
呉服業界が抱えている問題と置き換えて考えてました。
時代と共に必要とされる知識や仕事がドンドン変わってきていて、
昔よりもコンピューターの処理能力が上がったりして、
拠点とかが必要なくなってきて、
それに応じて配置換えが行われて・・・
今までも決して平坦な道のりではなかったと思います。そしてこれからも。
それを思えば、呉服業界でも、時代とともに、置かれている現状や必要とされているものが大きく変わってくるのは当然のこと。
ここ数年だけを切り取ってみると、
着物を着る人は増えているけど、
高価な着物を買う人は減っている。
それには色々理由はありますが、
高価な着物を買う人が減っているというのは、認めざるを得ない現実。
守りたい技術がある反面、
顧客のニーズが変わってきていること。
そして、生き残るためには、時代の流れや顧客のニーズを敏感に察知しないといけないのは、どの業界も同じことで、
逆に言うと、それができているメーカーさんが生き残る。
当たり前といえば当たり前なんですよね。
一筋縄で解決する問題ではありませんが、
時代の最先端を追っかける人達と一緒にお仕事をしていた私が、呉服業界でできることってなんだろう?と常々考えています。
着付け講師なのにおかしな動きしてる…と言われたとしても、
私だからできるとこ、私にしかできないことを、やらないと意味が無いとも思っています。
だからこそ、異業種の方の考えを色々吸収する場も大切にしたいと思っているし、
私がはじめて、問屋さんのお仕事をお手伝いしたときの衝撃を忘れてはいけないとも思っています。
(それが良いとか悪いとかではなく)
その時感じた感覚を忘れず、その現実を受け止めて、
さらに顧客のニーズや時代の流れに敏感でありたい。
そして、「今」だけではなく、「先」を見たビジネス展開をしていきたいと改めて思ったのでした。
さて、町内会の打ち合わせ行ってきます…
今年は学校と町内会ダブルで役員ですわ(;´д`)トホホ…
初心者さんもニヶ月で着物美人♪
着物の楽しさお伝えします。あなたも一緒に着物ライフを楽しみませんか!?
ランキングに参加してます
の代わりに押していただけると嬉しいです