夏休明けてあちこちと飛び回っている私ですが、
そんな最中の先週末、実は親戚に不幸がありました。
とても急なことで、平常心は保てませんでした。
そんなときに「よかったな」と思ったこと。
お悔やみの席に必要な一式はバッグに一纏めにしています。
お数珠、ハンカチ(黒と白)、ティッシュケース、黒いストッキング2足、割烹着(黒と白)、ふくさ、傘、真珠のネックレス(他にあったら便利なものあれば教えてください)
他にはお墓参り用のろうそくやお線香なども、一緒にいれてます。
これだったら、いざというときに家を飛び出せます。
昔、大慌てで富山に三回ほど駆け込んだことがあるので、いざというときに備えています。
さらにこんな時に備えて、子ども用の黒い服も備えているのですが・・・
ちょうど先月、サイズをチェックした時、サイズ的には問題ないけど、お葬式に着ていくにはスカート丈が少し丈が短いことが判明(子供服ってサイズ通りだとミニスカートになりますよね)。
で、黒いワンピースを捜し歩いたのですがこれといったものが見つからず、とりあえず白いワンピースを買っておきました。
それまでは白のままで着たいと娘が言うので、
「急にお葬式が入ったら、黒に染めよう」と思ってたんです。
そして、あまりにも突然にそんな日が訪れました。
電話で話しながら、染料、買いにいけてなかったことに気づく…(大失敗)。
電話を受けたのは夜の20時。
翌朝9時頃には家を出ないといけなかったので、その日のうちに用意しておかなければならず。。。
気持ちが乱れている中、あれこれ頭をめぐらせながら手芸屋さんをネットで検索して、23時まで空いてる店を発見(イオン桂川店)。
問合せて在庫確認したところ、あるとのことで大急ぎで行ったのですが、まさかの在庫切れ(店員さんの間違い)。
到着したのは既に22時。
選択肢がほとんどない中、23時閉店間近に、仕方なくサイズが小さい白いブラウスとサイズが大きすぎる黒いスカートを調達し、何とかなりましたが・・・
ドッと疲れました(^^;
その翌日に手芸屋さんにいったので、とりあえず黒い染料を買っておきました。
ちなみに私も着物の喪服ではなく洋服の喪服です。
サイズが小さくなってて焦りました。
うちの親戚の女性陣は、喪主または喪主の妻または喪主の母以外は着物は着ません。
色々仕事があるからでしょうか??
呉服屋だった祖父にそのように教えられました(しきたりにはうるさい人でした)。
本来、第一礼装の留袖が新郎新婦の母親(+仲人)だけが着るのと同じように、正喪服(五つ紋の喪服)は喪主だけ…という考えのようです。
ちなみに、弟の結婚式では、姉である私は黒留袖ではなく色留袖を着るように言われました。
(喪服にも正喪服、準喪服、略喪服とランクがあります。)
調べてみたところ、正喪服を着るのは、三親等までという説や一親等のみという説もありますが、
地方や家によって、色々しきたりありますね。
こういったことは親戚の教えに従うもの。
着物が好きだからという理由で着物を着るわけにはいきません。
いずれにせよ近しい間柄の人が五つ紋を着ていないのにそれより遠縁の人が五つ紋を着るのはおかしいという考えもあり、かといって略喪服とか準喪服はややこしい・・・
その結果、着物を着ていると目立ってしまうため、段々着物でお見送りする人が少なくなったようですね。
お葬式で目立つのはちょっと違いますしね。
こちらのサイトが詳しく書かれてて勉強になりました。
余談ですが、そもそも、本来は、五つ紋の黒紋付きは喪の席だけに限られたものではなかったそうなので、昔のように黒の紋付を着るシーンが増えるといいな・・・とも思います。
だがしかし、私は黒い着物が世界一似合わないと思っているので、かなり勇気がいる行為ではありますが。。。
一緒に『簡単×快適』きものLifeをはじめませんか?

├ おすすめレッスンメニュー 「初級」コース
├ その他レッスンメニュー レッスンメニュー一覧

├ 2015年8月までのご予約状況


├ 2015年9月以降のご予約状況


├ 2015年10月以降のご予約状況 レッスンの空き状況

├ 着付(他装)サービス 着付(他装)サービス 価格一覧表
└ お問い合わせお申込み お問合せ/お申込みフォーム