今日の午前中のレッスンは、お太鼓結びの練習でした。
お太鼓は3回に分けて完成させます。
帯の構造を説明するときはボディちゃんが役立ちます。
こちらの帯は六通に見せかけて柄のお太鼓柄(一部分しか柄がついていない帯)で、しかも帯の長さが長い。
なかなか難しい柄付けの帯でしたが、仕組みが理解できたらどんな帯でもどんと来い!ですよ。
残りの回でお太鼓完成させていきましょー。
生徒さんへ。
お稽古の時は、このようにあえて「結びにくい」と思っている帯を持って来ていただけるといい練習になると思います。
なんで こんなことを書いたかというと、
着付教室って「うまくいかなかったら先生に怒られる」とか、「置いてきぼり食らう」といったイメージがあると思います。
今朝、ふと大昔に大手の着付け教室でインターンをしていた頃のこと思い出しました。
生徒さん、先生のペースについていくのに必死だったなーって。
だから、結びやすい帯や着やすい帯を着ていって完璧を装う…みたいな。
で、家で別の帯を使って結んでみたら固くていつもと勝手が違って結べない・・・とかね。
でも、考えたらできないことを習いにいくのに、生徒側が先生を追っかけるっておかしな話だな・・・と思いました。
教える側が生徒さんにペースを合わせるものだと思います。
教わりに来てる人が習得できないとしたら、それはただの独り舞台。
※大手はそのためにインターンがたくさんいるんですけどね。
先生がお手本を見せて、ついてこれない生徒さんを指導するのがインターンの役目です。
なので、実はインターンの方が必至だったりもします。
自分がヘルプしている生徒さんが間違ったり出遅れたりしたら、インターンの責任ですから。
その点こちらの教室は、少人数制のレッスンですので、生徒さんのスピードに合わせて習得していただけます。
うまくいくところを見せる場ではなくて、できないことを克服する場ですから
着物がうまく着られないとしたら、それは生徒さんの責任ではなくて、講師の責任だと思っています。
そりゃね、期間が大きく空いて忘れる生徒さんとか、色々あります。
だけど、私の仕事は最終的には生徒さんが着物を着られるように導くこと。
そんなこと考えながら日々のレッスンしています。
どうぞ安心してお任せください
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