明日から9月ですね。


着物を着る人間にとっては、「衣替え」という悩ましい問題に直面する時期ですね。


通常は「9月から単衣・・・」という認識が一般的なようですが、

ネットや書物を見ていると色々意見があるので、余計に迷ってしまうということもあると思います。


なので、私は一つのテキストを基準にして、

その中から都合の良いところを拾い出して自分なりの衣替えをしています。


~ 着物で歩く京の街 ~ 京都出町 *葵桜* (aoi-sakura) きもの着付教室


ちなみにこちらのテキスト、20年以上前のもの(昭和63年改訂←古っ!)。


それでも、9月中旬までは薄物と単衣、帯は8月下旬から単衣となっています。


その頃よりももっと暑くなっている今日この頃ですものね。

今年もまだまだ残暑厳しいそうなので、遠慮なく薄物を着させていただきます。


とはいえ、茶道の時は先生方の様子も伺います。

が、意外や意外、茶道では9月13日の天然忌(*)まで薄物でOKだそうですよ。

昔は重陽の節句(9月9日)以降の夏物は野暮といわれたそうですが・・・


過去にお家元の天然忌に出られた際に、そのようなドレスコードだったそうです。

お家元ではエアコンは使われないので、それでも相当汗が流れるそうですが。

(※気候やお点前するメンバーによっては単衣になる年もあるそうです)



というわけで、私はしばらく薄物に単衣帯の予定で、

色味は暖色系にシフトしつつ、秋を迎えま~すmomiji*



(*)天然忌=七代目如心斎の遺徳を偲ぶ行事