今読んでいる本・・・
私が足掛け15年お世話になった会社の創業者である稲盛和夫氏の著書です。
これを読もうと思ったきっかけは・・・
たまたまblogを徘徊していたときに
祇園のうどん屋さんのおかみさんが、
アメブロのプロフィール欄に、
「尊敬している人:稲盛和夫氏だけ」
って書かれていたのです。
そうなのです!!
私も稲盛和夫名誉会長(以下、会長)のことは当たり前のように尊敬してます。
なので「私も尊敬してる人に書こうかな?」と思ったのですが、
私にとっては神に近い存在なので、尊敬とはまた違うな・・・
と思いとどまり、
尊敬している人に書き加えることはなかったです。
というか、今私のプロフィールの尊敬してる人の欄には「夫」って書いてるので、
「夫・稲盛和夫氏」って書いたら、
会長を慕ってらっしゃる世間の皆様からツッコミが入りそうなので、やめときました。
だって会長は神様ですから。
けど、ひそかに夫のことは「仏さん」だと思っているので(陰で「大仏くん」と呼んでる)、
神様の隣に仏様がきてもおかしくもないのですが、
で、話は戻って「生き方」・・・
前述のうどん屋さんのblogに訪問した後、久々に会長の言葉に触れたい衝動に駆られ、
導かれるように会長の言葉を探してblogを徘徊してました。
そして、同じく会長を慕っておられる方々と会長のことについてメッセージで語り合いました。
その中のお一人のメッセージに、
「稲盛さんの本の中でも「生き方」がおススメで、生徒さんにも読むように言っています。」
と書かれていたのです。
うちの夫も、会長の哲学を広める仕事をしているので、
もれなく家の本棚には会長の本が本沢山並んでおり、
ありがたいことにそれをすぐに手に取る事ができました。
そして読み始めたこと数ページ。
読み始めてすぐ、まだプロローグの時点で、
「そうそう、私この考え方に惹かれて長い間この会社にお世話になっていたんだな・・・」
ということを思い出しました。
常日頃、意識することはないのですが、それでも染み付いていたようです。
なんぜ、毎朝、朝礼で輪読してましたから。
かといって、その会社にいたら誰もが同じ気持ちになるのか?というとそうではありません。
当然のことながら、この教えを斜に構え、
「そんな当たり前やし」「そんなんできたら苦労しいひんわ」というような人もいます。
感じ方は人それぞれ。人のことをとやかく言うつもりはありません。
それでも、とらえ方で状況が変わってしまうものだなぁ・・・と感じずにはいられません。
少なくとも私は、その教えに共感することができたから、今の私があるのだと思っています。
私は、学生時代、部活に明け暮れていたので、たいして勉強をしていません。
なので、何か選択を迫られたとき、感覚で動いてしまう(動くしかない)部分があります。
身近な人手、勉強大好きでものすごく勉強をしてきた人がいるので(夫ですが)、
そんな人をそばで見ていると、「私って何してきたんやろ?」って思ってしまうこともあります。
でも、そんな私の支えとするべき会長の教え、その①
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」
熱意や能力も大切だけれど、考え方が何より大事ということを説いています。
なぜなら、考え方には-100点から+100点までの幅があり、
考え方が間違っていたらいくら能力を持っていても「-」にしかならないから・・・
逆に、考え方次第で能力を何倍にでも伸ばすことができるのです。
たいした能力がない私は熱意を持って接するしかないのです。
そして、正しい考えを持つことで成果を出すしかないのです。
その感覚が鈍らないように、キレイなものをキレイと感じる心や、
間違ったことを間違っていると呈する勇気を持ち続けることが大事
だと思っています。
改めてそのことに気づかされたプロローグでした。
ということは、まだまだこの本で感じたことがあるということであります。
えぇ、プロローグだけでこれだけ熱く語れてしまう本なのです。