昨夜は「お母さん、もう帰っていいよ」とあっさり言われ、消灯前に病院を出て一旦帰宅。

今、迎えの電車の中です。

そんな車中、やっぱり考えるのは娘のこと、アレルギーのこと…

電車に乗ってる一時間強の間に語ってみようと思います。

長文ですので、興味ない方はスルーしてね。

この検査は、いつ医師免許剥奪されてもおかしくない、ガイドラインがない検査=いつ命を落としてもおかしくない検査なので、

いつも検査を終えた後、命があってよかった。。。と胸が熱くなります。

娘は特に乳製品アレルギーが強く、誤食して(誤って口にして)命を落としかけています。

昨年末に学校給食での誤食で小学生が亡くなったニュースに、私も娘も凍り付きました。
決して他人事ではない。。。

アレルギーで食べられないものがあっても仕方ないとは思いますが、
うっかり口にしたものに食べられないものが含まれていたら…
ほんとにほんとに怖い(>_<)

親の願いとしては、給食で牛乳飲めなくてもいいけど、少しでも乳製品を受け入れられる身体になって欲しいと思ってます。

そんな願いから今回のような、あえてアレルギー物質を身体に投入して耐性(免疫みたいなもの)をつける負荷検査を定期的にしています。

本人は「みんなと同じようにケーキが食べられるようになりたい」という強い思いがあるので、頑張れるようです。

この検査も本人がギブアップするまで牛乳を飲み続ける検査で、
他の子が早々にギブアップする中、
娘は腹痛やら喉の違和感を訴えながらも果敢にチャレンジしてました。

先生としては、頼もしいなぁーと言いながらも、あまりに弱音を吐かないので怖い…といった感じで、見守られてました。

ほんとに気難しい先生なのですが(元々かかりつけだった近所のアレルギー外来の先生が紹介状書くのを嫌がるくらいに…)、

そんな先生のハートすらわしづかみにしてましたね。

先生も、娘の要望をほいほい聞いて、なんだかかわいいおじちゃんに見えてきた。

結局、先生の方からギブアップ(笑)

(前回はのたうち回るまで苦しみましたが、今回は軽い腹痛で終了)

お医者さんと患者は信頼関係が大切だと思いますが、この子この先もやっていけるな…と思いました。

今回は前回より飲める量が倍になってたし、きっと少しずつ身体が慣れてきてると思うのです。

だから、いつか娘と、ケーキ屋さんのショーケースからケーキを選んで、お友達とケーキを囲んでお誕生日をお祝いできる日がくると信じて、がんばろーと思います。

小3ともなれば、屁理屈ばっかりで、しょっちゅう親子喧嘩してますが、半年に一回の検査の度に、親子関係は修復します。

それはそれでありがたい機会。

アレルギーって大変って言われること多いですが、決してそれだけではないのです。

アレルギーがあるから、食事に気をつけるので、アレルギーのある子は血液検査をするととても栄養バランスが取れてたりするそうです。

また、小さいときから食べたいという判断だけでものを食べるのではなく、常に「食べても大丈夫か?」というワンクッションの判断を強いられるから、アレルギーの強い子は判断力が優れていて頭がいい子が多いとも言われました。

また、給食などで特別に気にかけてもらえることから、ふつうの子が見過ごしがちな、先生や親への感謝の気持ちも強いですし、食べれることのありがたさも良く知っています。

味覚も嗅覚も人一倍敏感だし、本人が望めばそれを仕事に生かすこともできる。

本人はやっぱり「なんで私だけ?」って思ってしまうことがありますが、私は「何でうちの子だけ?」とは思いません。

どんなハンデだって、考えようによったらすべてプラスに作用すると思うし、他にもアレルギー以上の悩みを抱えている親御さんはたくさんあるし。

きっと、うちの子がアレルギーなのには何かワケがあると思うのです。

アレルギーも一つの個性。

これからも前向きに受け止めてアレルギーと向き合っていきたいと心に決めた朝でした虹

そろそろ最寄り駅に到着します。

追伸:病院名を記載すると先生の個人名までわかってしまうので、書いてません。
もし、アレルギーでお悩みの親御さんで詳しく知りたい方はメッセージにてお問い合わせください。



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