受験資格ぎりぎりセーフの50代女性

インターネットで検索してもあまりヒットしないレアケースみたいなので、
自分の記録としてだけでなく、誰かのための参考になればと思い
ブログに残すことにしました

記憶がはっきりしているうちに、まずは試験当日のことから。

2023年10月29日(日)


私は「区分 大阪市、事務、近畿」という枠で受験しました
受験人数が今年は多かったためか、会場は大阪府寝屋川市に変更
大阪電気通信大学寝屋川キャンパスでの受験でした
関西とはいえ他県の端っこに住んでいる身としては、ちょっと面倒でしたが
最寄りの駅からは徒歩10分くらいという便利な場所でした

子どもの頃は寝屋川市の隣の市に住んでいたので、久しぶりに乗る地下鉄御堂筋線とか
京阪電車とか、懐かしいなあというノスタルジーとともに会場を目指しました
最近のJRはすぐに遅延するので、念のため早めに家を出たので
到着したら午前8時過ぎ・・・
時間を潰すためにカフェでも入ろうかと思ったのですが、試験中にお手洗い休憩がないという
ことなので、水分を取りたくなくて、そのまま大学キャンパスに向かいました

この日は猛烈に寒くて、早く屋内で暖まりたいと思っていたのに
受付開始の9時10分まで建物入室禁止
屋外のベンチでひたすら待つことになりました
やがて続々と受験生がやってきます
筆記試験だけなので服装は自由、カジュアルな人もいればかっちりスーツ姿の人もいます
受付開始とともに、受験票を入り口で提示して試験心得のプリントを受け取り
会場の建物に入りました

9時40分から試験の説明がはじまり、10時からいよいよ基礎能力試験開始
問題は40問、解答時間90分
筆記用具はHBの鉛筆、鉛筆削り、プラスチック消しゴムのみ
シャープペンシルは使用不可
ひたすら時間との闘いです

とにかく、時間が足りません
難易度からいえば、殆どの問題は事前対策を十分していれば
解けると思います
しかし、単純計算で一問3分弱しか
時間はありません
判断推理、数的推理に時間をかけたいので、とにかくそれ以外の問題を急いでマークしていきました
問題をゆっくり読んでいたら正解できたのに、という案件が多かった・・・

試験開始とともに受験票の写真との照合のために、試験官が巡回しますが、
30分経過した時点で挙手すれば、水分補給、お手洗いに行くことが許されます
(試験終了直前の10分間は退出禁止)
基礎能力試験と作文との間に休憩はないので、我慢が後にくると苦しいだろうと判断し
すべての問題を解いた後、お手洗いのために一旦離席させてもらいました

基礎能力試験が終了すると、すぐに作文試験の説明があり
解答開始。時間は50分
これも、時間が足りません
シャープペンシルの使用は許可されます
今回のテーマは「最近のデジタル化の動きについて思うことを述べなさい」
(正確な文章は忘れたけど、そんな感じ)
実はひとさまの書いた文章にあれこれ注文をつけるような仕事をしているわけですが、
自分で作文することの、なんと大変なことか

じたばたもがいて12時40分試合(試験)終了
自分なりにそれなりに事前の勉強もして臨み、試験も一生懸命取り組みましたが・・・

残念ながら自己採点の結果は40問のうち半分ほどしか正解していませんでした
正確な情報ではありませんが、合格ラインは最低でも75%以上正答していなければ
ならないそうです

とはいえ
筆記を突破したところで最終的に採用されるのはごくごくわずか
しかもよほど特殊なスキルや華やかな職歴でもなければ、50代の人が採用されることはないそうです
それでも、受けなきゃ可能性は0%、受ければ0.1%以上にはなるはず

これから受験したい、と思っている、これを読んで下さった方へ
心からのエールをおくります
自分自身がなぜ、今回受験しようかと思ったのか
どんな勉強方法をしたのか、などは
改めて書きたいと思います。