妄想*吾輩はニノ。 | 青と虹色 ~嵐*大野智さん*天然+大宮~

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大野智さんfanブログ。 愛されリーダー+仲良し嵐5人が大好きです

※以下妄想ストーリー(完全フィクション)です
実在の人物・団体とは一切関係ありません。


苦手な方は華麗に、スルーでお願いします



パラレル要素含んでますので
ほんとに笑って読める方だけお願いします。



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あ、私の名前?
ニノですよ。

至って普通の猫なんですけどね
なぜか周りからワンコみたいって言われるんですよ
なんででしょうね

顔が犬っぽいって事なんでしょうか?
いやいや、私は どう見たって猫ですよ

だって私は人間に従って生きるなんてごめんですからね
のんびり気ままな今の生活が好きなんです


でもお隣に住んでるワンちゃん見て下さいよ
『ショウ』て呼ばれてますけどね

まあ賢い。
すごい ご主人に従順で頭が良くてね
いや 素晴らしいと思いますよ
私には真似出来ない。


あ…


あそこにいる犬は J ですね
ショウの家に遊びに来たんですかね

見た目怖いですけど
あの人…

「おい。」

「はい?」

「今日は何してんだ?」
「…見ての通り 日光浴ですよ」

「はは、相変わらずだな」
「はい、相変わらずです」
「…これ やるよ」
「?  何です」
「ボールだよ」
「なんでこれを私に?」
「いつもボーっとしてんのつまんないだろ。これなら遊べるし体動くから体力もつくぜ」
「………私は ボーっとしてるのも好きなんですけどね…いや、ありがとうございます」

「じゃあな」

…あの人いつも体締まってて 鍛えてんでしょうね…笑
私なんて ぽにょっとしてるのが可愛いって言われますのに…

まあね、いいヒトなんですわ


あ、今度は ショウさんとじゃれ合ってますよ
Jの動き…ショウと遊ぶ時だけ 甘えてるけど、いつもロボットみたいに ぎこちないですけど

………好きなんでしょうな笑


「おーい、ニノぉ!」
「…おや、なんですか?マーさん」
「ねえねえ、これから川に行かない?」
「え?今からですか?しかも川って…寒いじゃないですか」
「一杯美味しい魚がいるってリーダーが言ってたよ」
「はあ、あの人 また川で魚獲ってるんですか?飽きないですね」
「…もうそろそろ来ると思うんだけど~

あ。


上空を黒い影が 風のようにふわりと舞っていく…。

ス    トン…。

屋根から屋根へ
いつも空気みたいに静かに飛んで来ますね。
私は密かにソレに見惚れてるなんて…絶対口が裂けても言いませんけど。


「よ、ニノ 、マー。」
「リーダー!顔、真っ黒じゃん。どしたの?」
「…いや、魚と格闘してたら泥まみれんなっちゃって笑」
「洗ってきなよー」
「んふふ、でもちょっと おもろいだろ?」
「おもろいって…相変わらずですねぇ」
私はちょっと呆れながら笑ってしまう
この人のペースに合わせるといつも大変なんですから…

「ねえ、こっち!凄いの沢山いるから2人共おいでよ!!」
「ほら!ニノ行こうよ。楽しそうだよ!」
「いや…私は…

言いかけると
次の瞬間、首を甘噛みされ
放りだされた私の体が1度、360度回転し 宙を舞った。
「…!  りーだ…!!!怒り

「んふふ、ほら、行くよ!」

…まったく この人(達)は…強引なんですから…
と、言いながら結局ついて行ってしまう私は いい人なんじゃないですかね…?

なんて言ってる間に着いてしまったので…いいですけどね。


「にーーのぉ~~~」
傍から見たら 凄い大声の ニャーーっていう声なんでしょうな
「声デカイですよ」
「ね!見てよ大きい魚が一杯だよ!」
マーに言われて川を覗けば黒い巨体が時折水面に現れて鱗を光で反射させていく
それが うようよしている…。

「はあ…凄いですね
あれじゃあ格闘するっていうのも…分かりますね」

「…俺に獲れるかなあ」
「私は…遠慮しときますよ」
リーダーは…

見れば もう既に魚の虜になっていた

「切り替えが早いですね…笑」

「じゃあ、俺 行ってくるよ!ニノはここで待ってて!!」
そういうとリーダーとは反対側へと走って行く

さて、私は何してましょうかね…

ゆらゆら揺れる水面を見つめながら
太陽であたたかい 石の上で また日光浴を始めた
今の時期は熱すぎず冷たすぎず 石の滑らかな感触も気持ちいいんですよね…

いつまでそうしていたんでしょうか
日がいつの間にか傾いていて
空の藍が濃くなってきている

そろそろ帰った方がいいんじゃないですかね


そう思って辺りを見れば
2人とも見当たらない…。

どこか別の場所へ獲りに行ったんですかね…

そう、思い始めた時
遠くから水が何度も跳ねる音が聞こえた

「?」


「………!!!!!」

「マーさん!!!!


私は 泳げないのに

体が動くんですね こういう時

マーさんの体は網のようなものに片足を取られて
顔が水面を上下して 溺れる寸前だった

「ニ…  ノ…  っ  !  !   はっ  ぁ」
 
ばしゃ…   ん…!!!

体が水に沈むと思ったよりも流れが早くて驚く

アイツ…こんなとこ泳ぐんですか
凄いですね…

なんて感心してる場合ではなくて

なんとか体を前に進めようとするのに進まなくて
このままだと2人ともダメになりますよ

自然の前では無力な自分が情けなくなる

「くっそ…!!」

もがけばもがくほど体が沈んでいく

「ニノ…   !」

マーの声が遠ざかって…









………     !











私の体が勢いよく前に 進んで…







「!     リーダ…!!!」



彼は私の首を軽く でもさっきよりも強い力で引っ張っている

凛とした  瞳。



「ぷ は あ   ごほ   ごっほ……!!!」
岸辺に体を上げられ空気が勢いよく入ってくると
生きている音が鳴らされるように強く むせ返る

涙目になりながら細い視界で見渡せば
リーダーがマーさんも連れてやってきた…

「ごっほ… うぇ  ごっほ…」

「2人共 何やってんだよ!」

「ご…  ごめん…リーダー… ごほ   俺…」

こんなに真剣に怒ってるリーダーは初めてで…
俺は…


「ほら。」

そう言われた視線の先には沢山の魚が積まれている。


「…!!!リーダー  す、すごい  ごほ  ね!!」
「…    こんなに…  どうするんですか…   」


「皆で、食べるぞ!」

そう言った顔は、もういつもの穏やかな顔に戻っていて
周りを流れる空気は 暖かくて
私  は…



こんな時
バカばかりやって
無茶な事だらけの人達なんですが

この人達で良かったと思うんです…。

きっと私は…















この人達が 大好きなんでしょうな。















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もう、これどこへいくんでしょ?笑

でも書いてると息抜きこの上なく…楽しいので
皆様も息抜き程度に、さらっと読んで頂けたら嬉しいです(*^-^*)

犬になったり猫になったり忙しいですよね…笑

次は何でしょうね
じっくり猫智でもいいですけどね。ネタがあればね…(ネタいうな)//ふふ
いや、ネコ好きさんも多いみたいなんでね。


いつもありがとうね。
メッセージもちゃんと受け取ってます^^


さ!まだまだアラシゴト忙しいね!うふふ
楽しみだね!



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