妄想*恋の蕾(6 | 青と虹色 ~嵐*大野智さん*天然+大宮~

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大野智さんfanブログ。 愛されリーダー+仲良し嵐5人が大好きです

※以下妄想ストーリー(完全フィクション)です
実在の人物・団体とは一切関係ありません。


苦手な方は華麗に、スルーでお願いします


※おさらいはこちらからどうぞ  妄想*恋の蕾(1)~







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私は 心のどこかで まだ躊躇していた。

確かに…彼は、大野くんに似ている…

けれど





すると、そんな私の気持ちが伝わったのか
「すみません…やっぱり嫌ですよね」

「あ…   ううん、違うの…ただ  」





「…僕に似てる人はどんな人だったのかなって…
 ちょっと興味があったんです」






…どんな…




私は少しずつ
ほどける様に話していく




「彼は…  大野くん  は

私の学校の生徒だったの…




皆の輪に積極的に入る様なタイプではなかったけれど
優しくて朗らかな彼の周りには いつも誰かが傍にいて




あたたかい笑顔が
皆を惹きつけていた…」


  そして…時々見せる 大人っぽい表情…
  私の事なんて 全て 見通してる  ような…




「私も…  いつの間にか

そんな大野くんが 気になっていて…」



  いつも あなたを 見ていた




「…だけど 好きとか嫌いとか
そういう感情ではないと思っていて…
他の生徒と変わらないように 接してきた…つもりだった…


だけど…彼が突然 学校を辞めてしまって
自分の気持ちに  気付かされたの…

でも 



その時には  もう 
遅くて…」


「………


   あなたは…  



彼の事が、好き…だったんですか?」



心が  ざわついていく…




「…………





好き  だった…  ううん、 


 今でも…好き  なんだわ   」



私は視線を落とし 彼に背を向ける


もう…たったこれだけで
胸が一杯だった


自然に溢れてくる涙を止める事で精一杯…


「ごめんなさい… 


 もう…これ以上は………


























「先生…       」

















私は その言葉に
思わず振り返る。


「       ごめん       先生   。


俺、    今の 先生の気持ちが知りたかったんだ…」



すると 彼は 私の前で 眼鏡を外した…

 




「え?…   」


「俺だよ   先生。」


私は軽く混乱していた
「あなたは…  私を からかっている の…?」


「違うよ  本当に  俺なんだ

信じて…もらえない  かな」


「だって  名前が…」

「これは 俺が店長に無理に頼んで こうしてもらってたんだ」


「………どう  して………」


「先生に…あの時の自分で会うのが 嫌だったんだ」

「  !  」

「だから 自分で いいと思えるまで
違う名前で… 眼鏡も  かけて   

違う自分で…やり直そうって  思ってた


だけど…  


先生に会ったら…

やっぱり  そんなの無理だったよ…」


「本当に…   大野くん    なの?」



「うん」



「ほんと   に     ?     」

「うん」


彼は ほわんと 私に 微笑んだ


私は涙が止まらなかった



























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おはよう ございます

もっと短くなる予定だったのですが
なんだかずるずると もう6話ですチーン

もう少しで終わると思うのですが
後少し お付き合い頂けたら嬉しいです




でも 今朝の智ラジで
僕がバイトするなら 違う自分を演じると思うみたいな事を言っていて
ちょうど…これ書いてたので

私、鳥肌立ちました  笑


怪談より涼しかったわ~





yaco