妄想*君に伝えたい:番外編(旅立ち) | 青と虹色 ~嵐*大野智さん*天然+大宮~

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大野智さんfanブログ。 愛されリーダー+仲良し嵐5人が大好きです

※以下妄想ストーリー(完全フィクション)です
実在の人物・団体とは一切関係ありません。


苦手な方は華麗に、スルーでお願いします


※おさらいはこちらからどうぞ  妄想*君に伝えたい(1)~







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先輩が外国へと旅立つ 1週間前…
私は荷造りを手伝っていた



智先輩…


先輩の香りが 一つずつ箱の中に消えていく…
生活感のない ただの ”白い箱”に  どんどん戻っていく



空 間


意味もなく 淋しさが溢れる




いけない!…と思っていても
今日は想いを止める事が出来ない…
ぎゅっと 先輩の背中を抱きしめた

「ん、どした?」

私は無言で肩に頭をコツンっとくっつける



一瞬の沈黙の後、

先輩はそっと自分を包んでいる私の手を握ると
ゆっくりと体を反転させ、正面へと 向き直る


先輩の顔が ぼやけて見えない…
私は唇を噛みしめ下を向いた

「ねえ、こっち向いて」

でも恥ずかしくて 先輩の顔が見れないよ…




「初めて…、お前から甘えてくれたな」


「…!」
私が驚いて顔を上げると
「ふふ、やっとこっち向いた」

先輩は私を優しく抱きしめた

「…お前、いつも一人で頑張りすぎなんだよ…
もっと こうやって俺に頼って 俺、それだけで すげー嬉しいんだ

先輩の気持ちが伝わってくる…



「俺、ずっと待ってたよ…お前から こうしてくれるの…」

そう言えば…私から何かした事  なかった…
先輩から連絡先を教えてもらった時も 結局 自分からは出来なくて
あんな…形になってしまったけれど

「あの時も…俺から聞いてたら  意味もなく、かけそうで…
情けねえけど… そん位  お前の事  …

私は胸がぎゅっと疼いた

先輩が…こんなにも想ってくれてる事が

嬉しくて 嬉しくて
泣きそうになる…

私も もっと先輩に甘えたい…

だけど…。



「俺、時々不安になるんだ…
お前が 俺の事 好きじゃないんじゃないかって…

「! どうし て
私、先輩の事 大好きだよ…!!でも  どうしたらいいか…分からなくて


想いを口にする




「じゃあ…







俺にキスして





「せんぱ…

私は恥ずかしさで気が狂いそう…

先輩は静かに目を閉じる

私は その綺麗な顔をしばらく見つめながら
そっと唇を合わせた


「もっと…
先輩の言葉に 胸の鼓動が早くなったまま止まらない…
もう一度 唇に触れると このまま痺れて 消えてしまいそうだった。




「あー…やっぱ だめだわ
このままじゃ 俺 気が狂いそう…

そう言うと私をゆっくりと床に押し倒す

「今すぐ したい…」
「せ、せんぱい…
私は もう頭と心がぐちゃぐちゃになっていた

先輩は 何度も私に 痺れるようなキスをくれる

その度に
私は泣きそうになる




好き





好きだよ先輩…







好きが溢れて

止まらないよ………






先輩は そのままの体勢で 私を一度 力強く抱きしめると

「………でも  今は これで  我慢…!!」
ゆっくりと体を起こす

「ごめんな…

私は強く首を振った
「ううん、  先輩の気持ち…嬉しいよ」
涙がこぼれる


「俺、まだ自信ねえんだ…
このまま抱いたら…お前の事  傷つけそうで
怖いんだ…

初めて聞く 先輩の気持ち…
「私も…もっと素直に先輩に甘えたい…
甘えられる様に…なりたい



「俺 3年間 頑張るから

「うん」

「帰って来る時は もっと 強くなってるから…

「うん

私も…」


私達は もう一度 確かめ合う様に キスをした





唇が離れると

「そん時は 我慢しねえから…

覚悟しといて?」

先輩は いたずらっ子の様に可愛く見つめた

「……!!!もーーー先輩の  ばか…!!!



私達は
いつまでも笑い合った

























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アメ限に入る前に
ワンクッション置きたくて
お話入れさせて頂きました^^;

智ゴト…色々出てきて嬉しいけど
切なくなったりもしますよね

でも 優しい気持ちで過ごせたらいいなあ

今日も まったりいきましょうね


yaco