妄想*君を想うよ(中編) | 青と虹色 ~嵐*大野智さん*天然+大宮~

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以下「妄想*君を想うよ(前編)」の続きです

例のごとく苦手な方はさくっとスルーの方向でお願いします。





………




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彼と出会った時の記憶…




ずっと「好き」という気持ちを心の奥底に押し込めて

叫びたくても叫ぶ事なんか出来るはずもなくて
そっと隠して大事にしまっていた想い…





だけどそれも限界に達して
苦しくて苦しくて



どうにもならなくなった時















目の前に彼が現れた









それは、きらきらと眩しくて
触れれば一瞬で消えてしまう蜃気楼の様で




ああ、これは…










夢                  なんだと  思った








ううん、違う…
とてもよく似ている…別人だと思いたかった

だって、本物だと認めてしまったら気持ちを抑える事なんて出来なくなってしまうから
今まで溜めこんだ想いが体から溢れて全て伝わってしまうんじゃないかって考えたら…




どうしようもなく怖くなった

泣きたい気持ちを グっと堪えていると

「彼女、君のファンなんだよ」という友人の声と共に押し出された私の体は
彼の目の前へと導かれる

「…!!」


声にならない…





もう  ダメ…





「んふふ、ホントに?俺?」



柔らかい声…



ふんわりとした優しい空気に包まれた、その笑顔…


ずっと画面の向こう側に見てきた笑顔がすぐ傍に ある…




全身の力が一気に抜けて
崩れ落ちると涙が溢れて止まらなかった

恥ずかしい気持ちより涙で今までの想いを全部吐き出しているようで
不思議と心地よくて
水面をゆらゆらと揺れている様な感覚に陥っていた


彼にしてみたらきっと困ってしまうよね…




そう 覚悟していたのに


「大丈夫…?」

そう言って さっきと変わらない優しい笑顔を私に向けてくれた


その後は友人たちと彼も一緒になって飲んだっけ…



あまりに非日常な気分だった私は ずっとふわふわした気持ちのまま

彼とも何度か話した気もするけど うまく思い出せない…



気付くと彼と私と友人の3人だけになっていて
沢山いたはずの仲間は既に家路についていた

友人は彼の幼馴染らしく小さい頃の話を延々続けている…

私は驚きの連続で気持ちを持っていくのがやっとだったけれど

彼はそんな友人の話に「恥ずかしいから もういいから…」と言って
おでこに手を当てて笑っている

そんな光景を見ているだけで幸せで、いつまでもこうしていたいと思ったんだ







それからも友人と一緒に何度か彼に会う機会があって

色々 話す事が出来た




相談事も嫌な顔一つせず静かに聞いてくれたね


だけど…いつからか

彼の表情が時々…すごく真剣なものに変わっていて
凄く…男らしい綺麗な顔で見つめられて

私は  直視出来なくて たまらず視線を逸らす事も多くなった


彼が言った…「君の事を守りたい」って  どういう意味だろう…?


私は結婚して…子供もいて…
どこにでもいる普通の主婦だし…彼が本当に守るべき人は きっと他にいるはずだし…

これ以上…何かが起こるなんて事は絶対にありえない事


それ以上を望んではいけないのに…


馬鹿だなあ…冗談だって分かってるはずなのに
そんな彼の一言に少しでも期待したりして…
冷静になればすぐに分かる事







だけど 今   私は 彼の目の前に立っている…







ここは  どこだろう
彼のマネージャーだという人に呼び出されて着いた場所

色とりどりの画材や 使い込まれた釣り道具があちこちに点在していて
ほのかに薄暗い照明

それほど広くはない部屋の中心に
シーツの様な真っ白なカバーで覆われた 大きなキャンバスが無造作に置かれていて
それにそっと近付こうとした時…


目の前にあるガラス扉から人影が現れて息をのむ


「どうし…て」
訳が分からず 私はただ 震える体をどうする事も出来ないでいた







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| 壁 |д・)| 壁 |д・) | 壁 |д・)



…m(_ _ )m ;すみません
後編に行く前にちょっと彼女視点が欲しくて中編入れさせて頂きました;


ええ、早く進め!って話ですよね…;
つ、次こそは もうちょっと(もうちょっと?)(´∀`)進むと思うので
許してやってください

次は また彼目線かな…どうかな…;(予定は未定な この進行具合…汗;)
そして名前を入れない事で恥ずかしさ減少して書きやすいという発見…笑///

まあね、皆さんならきっと…わかりますよ ね…///ふふ


それでは~^^;