広島市の耐震避難場所は明らかに少ない | 青色ミカンのブログ

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おはようございます。



選挙期間中は、候補者の方と主張が被っていたりしたら、ご迷惑かと思い、広島市政へのツッコミを控えてきました。







もうそろそろ、ミカンの個人的なツッコミをしても良いかと思い、第一弾として、災害時の避難場所について、書きたいと思います。







昨年の夏ごろだったか、市民と市政に災害時の避難場所について掲載がありました。


例えば、安芸区船越だと、地震災害の場合の避難場所は、2か所。


船越小学校と船越中学校。


しかし、船越中学校は山の上にあり、普段から歩いて行くにも厳しいところです。


ご高齢の方は災害時に歩いて行けるわけがありません。







そもそも、どれくらいの人口あたりに避難場所が設置されているのか、安芸区の人口÷避難場所数で計算してみたところ、約5000人あたり1か所でした。


興味が膨らみ、他の区でも調べてみたところ、新しい施設が多い西区や耐震化が進んでいる中区においても、人口が多いので、おおむね約5000人あたりに1か所でした。







ただし、西区や中区には、避難場所に指定されていなくても、新しい民間のビルなども多いので、あくまでも広島市指定の避難場所という意味での計算になります。










5000人あたり1か所って、狭くない?!(@ ̄Д ̄@;)

どういう計算で指定しているんだろうと考えていましたら、今日、広域避難場所という名前を知りました。




<下記は広島市のHPより引用しました。>





 広域避難場所は、原則として次の基準に基づき、本市が選定しています。





















 広域避難場所を必要とする地域は、大火時に延焼拡大すると想定される市街地及びこれに準じる地域であること。
 大火時の輻射熱に対する安全性を考慮して、安全面積が概ね10,000平米以上確保できる場所であること。
 避難地内に危険物施設や延焼のおそれのある木造建築物等が存在しないこと。
 広域避難場所の収容人員の算定については、1平米当たり1人とする。
 広域避難場所の対象地区は、大規模災害時には臨機応変の対応が必要であることから指定しないこと。









1平米あたり、一人ぃ?!Σ(・ω・ノ)ノ!







「立って半畳寝て1畳」という言葉があるけど、1平米じゃ寝られないでしょ?!(@ ̄Д ̄@;)







そもそも、船越小学校だって、中学校だって、広いけど、屋根がある場所に5000人は入らんよ。







グラウンドの面積で計算しとるでしょ?!







甘い!


甘すぎるぅ!!







東日本の災害を教訓に、避難場所の確保や選定、耐震化など急がねばなりません!





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