ご飯を食べれば血糖値があがり、血糖値があがればインスリンが分泌され、すると血糖値が下がるということはご存知だと思います。

 

では強いストレスがかかったときに体は副腎皮質ホルモンという物質を産生しそれに対抗するということを知ってますか?

これもご存知の方も多いかと思います。

 

ではこのインスリンや副腎皮質ホルモンはどこからやってきたかというと、

 

体の中で作られています。

 

なぜなら人間はその作り方を知っているからです。(詳細は省きますがDNAに刻まれているそうです。)

材料は体にあるものや食事由来のものですね。

 

そしてどちらも作る過程でビタミンCが必要です。

 

その他、皮膚(コラーゲン)、骨、インターフェロン(ウイルスをやっつける)など

およそ1000種類にも及ぶ代謝(化学反応)でビタミンCは必要とされているようです。

(生体で起こるすべての代謝は3000を超えるそうです。)

 

これはすでに明らかとなっており事実です。

 

しかし人間はビタミンCなどのビタミンをほぼ全く作れません。

(というか体に必要であるが生体で作れないものをビタミンと定義されてます)

 

ここから少し難しくなりますが

 

このような合成、つまり化学反応(代謝)は

ある物質(基質)と酵素タンパクと補酵素(ビタミン)の3種がみごとにマッチしたときに起こります。

(酵素タンパクとはDNA→転写→RNA→翻訳というプロセス(コーディング)を経て

必要な時に必要な分だけ合成されます。もちろん食事由来のタンパク質を利用してます。)

 

例えば

副腎皮質ホルモンはコレステロールがヒドロキシコレステロールとなることろから始まります。

                     

            酵素タンパク

                        ↓

コレステロール(基質)+ニコチン酸(ビタミン)  → ヒドロキシコレステロール

 

 

この関係を鍵と鍵穴の関係に例えると

 

基質とビタミンがうまく合わさって1本のカギとなり、酵素タンパク(鍵穴)にぴったりはまるとみごとに反応します。

 

まだ難しいですね

 

偶然、基質とビタミンの両方が、ちょうどいい具合(向きや重なりなど)に鍵穴(酵素タンパク)のところへやってきて、ぴたりとハマってはじめて扉が開きます。つまり反応が起こります。

 

偶然とかちょうどいい具合

という風に記載したのですがこれはつまり確立の問題です。

100回反応しそうになって100回反応する人もいれば10回しか反応しない人もいます。

 

この要因に関しては

酵素タンパクの構造に問題があるのですがここでは詳細は省きます。

(簡単にいうと個々によって酵素タンパクの形が違う、つまり鍵穴の形が違うようです。)

 

では10回しか反応しない人(この反応に関して弱点をもつ人)はどうすればいいかというと、

簡単ですね、

ビタミンの量を10倍にすればいいわけです。

 

でもその前にタンパク不足ではそもそも酵素タンパクが少なくなりますね!!

 

そしてこの確率が個々によって数十倍から100倍程の違いがあるようです。

 

このように考えると体質・個人差(弱点)と言われるものの要因の1つはこのようなところにあることがわかります。

 

そして大事なことですがこの確率を見分けることは不可能です。

 

そこでそれをカバーするために大量に摂取することがてっとり早く現実的という考えに行きつくと思われます。

 

かなりおおざっぱにまとまめした、詳しくは本文を読んでください~(=゚ω゚)