野外で音楽を聴く
山の奥まで車で出向く
雨も降ったり疲れたり寒い
チケット代も安くはない
でも行きたくなるのにはそれなりに
理由がある
私が東京や最近では名古屋に群馬、場所は関係なく
音楽を続けて来て今も尚、歌っている理由は素直に
音楽が「好き」だからだけど
そこを裏づけしてるものはいつも全部「人」です
でも音楽をしているからこそ小さくまとまった考えの中に
気づいたらいたり、逆にずるい考えに触れたり
ガッカリする事も少なくはない
いたちごっこです
でも、そういう事に一喜一憂して疲れる時期は
少しだけ年齢的な部分と、私なりのだけど経験の中で
なくなってきたと思える様に最近はなりました
悪く言えば、ん~悪くもないけど
人を簡単に信じなくなっているのもあるけれど
自然に囲まれて、空がアホみたいに真っ青で
風に吹かれて音楽を聴いて、素直になれる自分を
確認しに行っているのかもしれません
「綺麗だな~」って思える余白を確かめに
だからこそ、私は今年発売したアルバム
「花いちもんめ」のポディションがやっぱり
今年がベストだと確信出来ました
自分で選ぶ事の大切さ
自分で選ぶ事の難しさ
自分で選ぶ事の楽しさ
私に音楽を好きでいさせてくれている
メンバーの皆はやっぱり凄いなって事も
お客さんも、日々色んな問題を解いて生きてるけど
自分自身が強くなれる「ここ」って気持ちの
位置を確認出来る場所が
私の音楽の中に存在してくれたらいいなと
思いながら帰って来ました
ギターの首藤さんは
「1本1本をしっかりやりたいね」
と言ってくれます
ピアノの柳くんは
私の状況ではなく状態をいつも気にしてくれます
アコーディオンのクラモトキョウコは
いつも音楽の中で皐月に本音でぶつかってくれます
パーカッションのまさくんは肩をたたいてくれます、強くもなく弱くもなく
その時の強さで
ベースの小山君は意見とアイデアを毎回言ってくれます
輪郭を掴もうと
ふと思うと「皐月」をサポートしてくれる人達は
音楽に限らず自分が思っている以上にたくさん居て
その人達に「気持ちいい」もので返せるようになりたい
皐月の進化を私が1番に期待して実現するために
必要な事は、すべてやる事にしました
今まで出来ていなかったなと思った訳ではなくて
1月から今この時まで凄く自然なカタチで
自分の気持ちを大切にする事の重要さをたくさんの方から
直接でも、間接的にでも教えて貰ってきました
来年の構想を具体化するために群馬にちょこっと帰ります
今月出来るだけ群馬で過ごして、また下旬に東京へ戻ります
この日に会いましょう
10月24日(土)
四谷天窓.comfort
kurya presents
オトノハvol.2~オトノバンド~
開場 18:30
開演 19:00
お代 ¥2000(D別)※予約特典付き
【出演】
古瀬智志・皐月・タカハシカズヤ
嶽アヤナ・後藤冬樹・輪月映美・クラモトキョウコ
