支え棒が無数に私を囲んでいてくれてるとしても
私はそのうちの何本を信じて身を委ねて生きていられているだろうか
笑うことで、いつだって私は私を励ましてきた
きっと誰に捧げるでもなく、自分自身に
相手が居心地良くなる場所づくりはとても得意なくせに
自分の居心地良い場所を本気で作ろうとしてくれる人しか信じられないこの性
ぼーっとするのが下手になった
ぼーっとさせてくれる人といたい
ぼーっとするのが好きだっ
でも今の私は美しい夕日とも綺麗な月夜とも寂しい感情としてしか向き合えない
いつになればこの無音に耐えられるようになるの?
無音をなくすように歌うしか他ないのだろうか
朝起きて頬をつたう涙の跡に気付いても
私の願望は叶わない
あの日あの時刻あの瞬間にまだ、私が立ったままでいるのなら
今の私は幻想だ
何故あの声がないんだろう
何故あの人はいないんだろう
何故辛い時そばにいてくれないんだろう
何故あのお味噌汁がもう飲めないんだろう
あなたから貰った愛が深く広く暖かくて他がニセモノにしか見えないよ
ねぇ、誰に甘えたらいい?
お母さん
空が遠い