サンエンアオイ(三遠葵)  仮名


*ヒメカンアオイ(A. takaoi)の秋咲き品種である。


学名 Asarum takaoi var. sanenense (仮名)

花期9月~12月

分布長野県南部(南州)・静岡県西部(遠州)・愛知県東部(三河)


名前の由来

分布地である(南信、遠州、三河)これら3つの地域円内に自生する事からの造語であり、三地域の"" 遠州の""から名付けられている。


一般には、ヒメカンアオイ(姫寒葵   A. takaoi)

の開花期は24月とされていますが、私も共同研究してる"日本細辛寒葵保存愛好会"にて、長年、広域にわたって分布と開花の調査をした結果 、愛知県を東西に、二分するかのように流れる矢作川(源流は南信にある)の東側である"三河、南信、遠州 "の3つの地域に限り " 秋に開花期を迎える "ヒメカンアオイが自生していることが明らかとなりました。そして、もう一つ分かったことは、秋に咲くサンエンアオイには、尾張地方、岐阜県内などで良く見受けられる葉裏が紅い(裏紅)いわゆる昼夜芸をあらわす個体が絶対に存在しません。


*ただし厳冬期には、銀葉の個体では寒さの影響と思われる紅葉が見受けられる。


詳しくはこちらをご覧ください。

https://kanaoiasarum.jimdo.com/%E6%84%9B%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E7%94%A3/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4-%E7%A7%8B%E5%92%B2%E3%83%92%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4/








葉模様のいろいろ



葉裏の様子