トサノアオイから見つかった退化花弁

トサノアオイから見つかった退化花弁

この個体は、萼筒の形が丸みを帯びており、トサノアオイとサカワサイシンの中間タイプではないかと思われるが、まだ良く分からないです。今後の課題である。

＊カンアオイの退化花弁とは、写真の様な、花弁が退化したしたものと思われる棒状の物体で、原始的なものであると思われますが、良く分かっていないのが現状です。

元々、カンアオイは花弁が退化して萼裂片の目立つ『花弁退化型』の植物で、一般にカンアオイの花と言われているものは、実は一般の花の萼片の部分にあたり、花弁は退化しています。本当に不思議な植物です。