細辛【雷雲】の花が咲き始めました。

細辛・雷雲 平成22年度登録の比較的新しい品種です。

※細辛品種説明

雷雲 Raiun (オトメアオイ)

日本細辛寒葵保存愛好会 編集

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※ 学名 : Asarum savatieri Franch

※和名 : オトメアオイ (乙女葵)

※ 花期 : 6月~8月

※ 分布 : 箱根山地(神奈川県、静岡県)     混合広葉樹林、固有。


【特徴など】
葉は卵形から楕円形、長さ 6~12 cm、幅5~9 cm、基部はハート形、先端は少し尖る。上面は暗緑色、無地から下がり藤模様、亀甲模様あり、光沢なし、まばらに軟毛がある。下面は青白い緑色、まれに暗紫色、無毛。葉柄は暗紫色、無毛。長さ 6~15 cm。花は青白い茶色か緑色かがった紫色、単一花、腋生、地上に傾状。 花梗は長さ1 cm 以下。萼筒下部はふつう球状、まれに筒状、長さ 7~10 mm、幅 10~12 mm、ノドは時々わずかに括れる、口環あり、外面は無毛、内面は複雑な格子模様、縦と横の隆起あり、縦隆起は 12~18 、縁に三裂片。 萼裂片は斜めに広がる、三角状卵形、長さ 6 ~ 12 mm、滑らか、上面にまばらに単細胞の毛状体をともなった繊毛あり、下面は無毛(まばらに繊毛のある固体もある): 雄蕊は12個、二つの輪に。 葯は外向き、長さ約 2 mm。子房は上位、花柱は 6 個、離生、先端に角状の突起物をもつ。柱頭は楕円形、外向き

(資料引用先)http://kanaoiasarum.jimdo.com/%E9%9D%99%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E7%94%A3/%E3%82%AA%E3%83%88%E3%83%A1%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4/


※和名『オトメアオイ・乙女葵』は、最初に発見された乙女峠に由来する。

乙女峠(おとめとうげ)は、静岡県御殿場市と神奈川県足柄下郡箱根町の境に位置する箱根外輪山にある、峠の名称である。

※種小名の「savatieri」はフランスの植物学者ポール・アメデ・ルドヴィク・サバティエ(,1830年10月19日 – 1891年8月27日)に因むものです。サバティエはこの植物の命名者でもあるアドリアン・ルネ・フランシェ(仏: 1834年4月21日 - 1900年4月15日)と共に「日本植物目録 (Enumeratio Plantarum in Japonia Sponte Crescentium、1875年-1879年)」を発表しました。日本の植物の学名でよく見かける命名者「Franch. et Sav.」は彼らのことです。また新興住宅地で見かける外来植物、非常に小さな花でイヌノフグリに似ているがイヌノフグリよりも少し大きく毛深いフラサバソウ(Veronica hederifolia L.)のこの奇妙な和名は、「フラ」ンシェと「サバ」ティエに因みます。
(資料引用先)http://www.nippon-shinyaku.co.jp/herb/db/flower/2014/asarum_savatieri.html

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