細辛品種説明

日本細辛寒葵保存愛好会 編集

金星光之図
きんせいこうのず

登場年 1963年 昭和38年
登録者 不明

中形楕円形の毛葉で、太い谷と亀甲模様の中に春から夏にかけては黄白色の切り班、または胡麻班が縮緬状に入り、秋になると雪白色に変化していく後冴え品種

図の発現が難しく、数年現れないこともあり、発現しても整形葉にならないことが多いです。

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後暗み品は昭和21年に園芸新報社が発行した[園芸趣味の細辛]に昭和18年の銘鑑『目覚』の変化したものの毛葉で白線の太い亀甲に黄金色の鮮明なる図を生じ、細辛中比類なき逸品とあります。
品種名「金晃光」とあるが「金星光」の間違いであり、表紙写真においては金星光とある。☆生産命名 星野柿三郎

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この時点では後暗みのものでしかなかったものの、後冴え品として昭和38年「金星光白之図」昭和39年「金星光之図」の品種名で銘鑑に登場しました。

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