日本細辛寒葵保存愛好会
細辛の用語説明、品種説明は、なかなか表現が難しいものです。細辛はよく似た品種も多くあり内容説明だけではどうしても、今一つピンとこないのが実情ですね。
細辛は主に葉の表の模様班と言われる班が品種の見分けのポイントになります。又、葉の表の色【地色】・葉表の毛などもそれぞれ違うことも見分けのポイントになります。
先人たちが選び抜いた、この渋い葉模様、芸に対して細辛の世界では独特の呼称をしています。
★青軸
葉柄が緑色のもので、多くは素心という綺麗な緑や白緑色の花が咲きます。
花が多少潤む品種もありますが、それでも軸が緑色なら青軸と言います。
★泥軸
葉柄の色が紫緑色のものを言います。
主に野生種のカンアオイがこれに当てはまります。
★襟合せ
葉身の基脚が左右より重なることを言います。分かりやすく説明しますとハート型の葉の上部の重なりが大きいほど襟合せが良いと言われます。逆に大きく離れている場合は襟合せが悪いということになります。
襟合せの形態は五種類程度で分けます
悪い ・ 開く ・普通 ・ 良い ・ 深い
★亀甲
亀の甲羅のような模様が葉脈に沿ってあらわれる班模様
★下がり藤
葉の表左右にあらわれる藤の花のような房状の雲紋班
★蝶
葉身の基脚、襟の部分に出る班紋を言い蝶々が羽を広げているような模様班
★谷
葉の主脈に沿って一文字に入る班紋
★髭
蝶と谷の間から生じる線状の模様班
★玉班
葉の中央部に丸く大きくあらわた模様班
★胡麻班
霜降り状に葉表にあらわれる模様班点
★霰班
胡麻班よりも荒い不規則な霰を散らしたような模様班点
★ノリ
刷毛でノリを敷いたような模様班
★桜班
返り班とも言われる夜桜に代表される班紋で、薄い班と濃い班が混ざり合っているような模様班
★鱗班
油膜のような模様班
★図
葉表にあらわれた白・黄色の本班のことを言います。
★打ち込み班
ビリ打ち班とも言われる葉縁にあらわれる本班のこと。
★昼夜
葉の表裏の色が違うもので葉裏が赤紫色のもの
★毛葉
葉表面に毛の布いたものでビロード地合いとも言います。
★羅紗地
布の羅紗地のような肉厚葉
★葉の大きさ
大形・中形・小形
★葉の形
小判形・丸葉・楕円形・卵形など
☆ 以上の表現は簡単ですがあくまでも
私見であり、誤った解釈・間違いがあるかもしれません。これを参考にしていただければ幸いです。
細辛の用語説明、品種説明は、なかなか表現が難しいものです。細辛はよく似た品種も多くあり内容説明だけではどうしても、今一つピンとこないのが実情ですね。
細辛は主に葉の表の模様班と言われる班が品種の見分けのポイントになります。又、葉の表の色【地色】・葉表の毛などもそれぞれ違うことも見分けのポイントになります。
先人たちが選び抜いた、この渋い葉模様、芸に対して細辛の世界では独特の呼称をしています。
★青軸
葉柄が緑色のもので、多くは素心という綺麗な緑や白緑色の花が咲きます。
花が多少潤む品種もありますが、それでも軸が緑色なら青軸と言います。
★泥軸
葉柄の色が紫緑色のものを言います。
主に野生種のカンアオイがこれに当てはまります。
★襟合せ
葉身の基脚が左右より重なることを言います。分かりやすく説明しますとハート型の葉の上部の重なりが大きいほど襟合せが良いと言われます。逆に大きく離れている場合は襟合せが悪いということになります。
襟合せの形態は五種類程度で分けます
悪い ・ 開く ・普通 ・ 良い ・ 深い
★亀甲
亀の甲羅のような模様が葉脈に沿ってあらわれる班模様
★下がり藤
葉の表左右にあらわれる藤の花のような房状の雲紋班
★蝶
葉身の基脚、襟の部分に出る班紋を言い蝶々が羽を広げているような模様班
★谷
葉の主脈に沿って一文字に入る班紋
★髭
蝶と谷の間から生じる線状の模様班
★玉班
葉の中央部に丸く大きくあらわた模様班
★胡麻班
霜降り状に葉表にあらわれる模様班点
★霰班
胡麻班よりも荒い不規則な霰を散らしたような模様班点
★ノリ
刷毛でノリを敷いたような模様班
★桜班
返り班とも言われる夜桜に代表される班紋で、薄い班と濃い班が混ざり合っているような模様班
★鱗班
油膜のような模様班
★図
葉表にあらわれた白・黄色の本班のことを言います。
★打ち込み班
ビリ打ち班とも言われる葉縁にあらわれる本班のこと。
★昼夜
葉の表裏の色が違うもので葉裏が赤紫色のもの
★毛葉
葉表面に毛の布いたものでビロード地合いとも言います。
★羅紗地
布の羅紗地のような肉厚葉
★葉の大きさ
大形・中形・小形
★葉の形
小判形・丸葉・楕円形・卵形など
☆ 以上の表現は簡単ですがあくまでも
私見であり、誤った解釈・間違いがあるかもしれません。これを参考にしていただければ幸いです。