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なぜ「いい人」は心を病むのか


なぜ「いい人」は心を病むのか(愛蔵版)/PHP研究所
¥500
Amazon.co.jp

「いい人」で「弱い心」の人と

「いい人」で「心の強い人」がいることに気づかされる本でした。




前者は、患者となりやすく、少し精神的に幼い印象を受ける。

受けたダメージに対して、被害者の姿勢を取り、そうすることで攻撃をする。

幼少期に受けるべき愛情の欠如が原因?

厳しい視点から見ると「甘えた」感じの姿勢に思う。



後者の、「いい人」で「強い人」は

目的を遂行するために自分が傷つくことをいとわない。

相手から見て「悪い人」になる可能性があったとしても。




「強く」あろうとするべきだと思いました。

何か行動をすると、結局批判は出てくるのだから。



筆者が精神病院の医師であるからか

本の内容の大半は専門的な病名のオンパレードです。


病気の分類についての記述で

「うああ」と思いながら、自分は幸せなんだなあ

と感じずに入られませんでした。






PHP文庫の本も、気が付いたらよく読んでいる。

結局、知識だけでは要領よく生きることはできないとわかっていても

メカニズムを知りたいと思ってしまう。




「いい人」で「弱い心」の人に対して「甘えている」と思ったのは

なんとなく過去の自分を思ったからです。