Snowball Earth~「Red Planet」 | 蒼の徒然~何か語らないときっと後悔する

蒼の徒然~何か語らないときっと後悔する

自分の人生を変える!と決意したアラサー女子。
2013年5月で前職を退職し、2013年12月に現職。
接客は接客でも、180度違う業界にとびこむ。


後悔しない人生を送るために、
「今」を記録する場所に。

今回2回目の観劇。

そして、これがPKB48の本当にラストの公演。


入場前に、やっぱり何かしら発声練習して階段を上がっていく唐橋氏を目撃。

唐橋ファンが一斉に視線をあげるのを見て、今日も「唐橋への壁」は高いことを確認。

生半可に「この人って、本当におもしろいよなぁ・・・どれが本当の顔なんだかなぁ、素はどこだ?」

とファンとかよりも興味が尽きないと思っているような私が、

うっかり終了後にお話しにいくなんてことになったら、

無事に帰れる気がしない・・・・。


と、チキンなので終演後、丁寧におひとりおひとりと話をしている、唐橋さんを見つめて終わりました。

あぁ、いつか「どれが一番近いんですか?どれも違うんですか?どれが本当の唐橋さんですか?」

と聞いてみたい。


A、B公演の方々が一斉に帰っていくところに、完全におぉ~~~!!って凝視したまま終わりました。

あの人だ、あの人だ、わ~あの人だ!みたいな。

内心のテンションは高かったですが、チキンなので、見つめたまま終わりました。

なんだろうこの人・・・と思われたに違いない・・・・。

大体いつもそうなんですけどね。


さて、今回は2回目ですから、ストーリーは頭に全部入っています。

前回見たかったところを、また見るってことと、今回はいろいろ考えてみようと思ってました。

謎のところもあったのですよ。


とりあえず、もう今日も唐橋さんにめちゃくちゃ注目。

でも、31日ほど遊んでなかった気もする、やっぱり最後だしね。

前回とび蹴りかましてたもんな・・・。


今日はそっちよりも、絶望を捨て切れず、復讐のために13年間生き延びた執念の表情のほうに、

見惚れました。

13年生き延びる・・なんてちょっと考えると信じられないけど、唐橋さんがやると、

唐橋さんだからこそなんだろうけど、真実味がある。

だって、できそうなんだもん、13年復讐のために生きのびそうだもん。

全く違和感ないんだよねぇ。

手の届かない、想像もできない才能があふれかえっている人が、目の前にいるんだ~と思って圧倒された。


ところで、私がC公演で一番気になるキャラクターがデウスと、メデューサ。

ま~た、マニアックなところをつきやがって・・・という声も聞こえそうですが、だって気になるのだ。

そりゃ、演じていらっしゃる武富男夢さんがめちゃくちゃかっこいいし、笠井渚さんが、素敵な色気であふれてるってこともあるのだが。(ちなみに、お二人ともB公演のときにも見とれてました。)


だって、さらっと1シーンで終わってるけど、この二人「人喰い」なんだよ。

私も人並みに殺意は持ち合わせているのだが、人を食うっていうのは、別だよね。

どういう理由で食べるようになったのかな~って、ものすごく気になってたんだよね。

私の感覚だと、もしも人を食べるってことになったら、もう生きるか死ぬかの瀬戸際までいかないとやらないし、

食べるとしても、・・・殺して食べるかっていわれたら・・・食べない・・・と・・・おも・・・うな・・・わからないけど。


でも、火星は滅亡の危機といっても箱船に希望を抱けるし、

きのことブロッコリーも一応ありそうだし、人を食べなくてもいい。



じゃ、デウスとメデューサは、なんで人を食うのか。

命の価値が全くわからない人種なんだろうと理解しているし、そういうセリフもあったから、そうなんだろうが、

いきなり家畜と一緒、食って何が悪い!とはならないだろう。

ゲーム的というか、楽しんで殺しているところもあって、食べるところはおまけみたいな気もしたけど、

おまけに・・・というぐらいで人を食べたりするのか?するの?


「飲料水の確保はご自分で。」

ともいっているから、いや、やっぱり切羽詰まっているのか。

じゃあ・・・やっぱり食べる?



あの二人(二人だけなのか、そもそも人喰いって)の価値観形成にすごく興味がある。

サイドストーリー希望!!

いや、せめてどういうイメージだったのか知りたい!

教えてくださいm(_ _ )m


デウスとメデューサ、めっちゃ気になる。ほとんどでてこないけど、一番気になる。



ところで、たぶん・・結構多くの人が気になってるんだと思うけど、

いつカナタと、ハルカはそういう関係になったのか?

前回見たとき、最後にいきなり「ハルカのおなかには新しい命が~。」



うぇぇぇぇぇぇ、誰の子?!!!




と脳内絶叫。


「お前の父親の~。」で




うぇぇぇぇぇぇぇ、いつだぁぁぁぁっ!




という全身全霊の脳内絶叫のまま、公演終えちゃったので(←アホ)




今も気になってます。

ハルカのキャラ的にも、びっくりです。

というか、ヤマブキさんがおじいちゃんと気づいていたけど、まさか本当に孫とは思わなくて。

いや、本当に孫でもいいけど、カナタだと思わなくて。

とにかくとにかく、すごいびっくりしました。

今回も実はこっそり「いつだろう・・・どのあたりに兆候が・・・。」とも思ってました。


ハルカの最後の「CQCQ」のセリフの後の表情の変わり方が、前回衝撃でした。

無邪気で、「ギザギザ」とか「ホカホカ」とかいっている少女から、なんか母というか女の顔になっていて。

うわ~~すごいものをみた~~~~!!!という感動があって。

今回もその瞬間を凝視しました。


エプシロンと、ガンマは・・クローンなのかな、やっぱり。

誰が名前をつけてあげたんだろう。

ゲド戦記みたいだ。本当の名前を教える相手は、真に信頼する相手。

エプシロンの名前は聞けなかったけど、通じ合える瞬間。



そして、最後に大きな問いかけ。

「故郷は地球」

って、やっぱりなるのかな。

凍りついていて、命もないと思われる惑星を眺めているのに、やっぱり苦しくてつらければ、帰りたくなるのかな。

火星が希望だったときがあって、その希望がくずれてしまって、

残ったものはやっぱり、地球なのかな。


私はあまり郷土愛のない人間なので、帰りたい場所って、実家=家族以外ないんだよね。

前に住んでいた場所に帰りたいとか、小学校が懐かしいとか、そういう感覚がない。


だから、もしも私が火星で、飢えや人喰いに襲われながらの、絶望的な日々の中にいたとして、

地球に帰りたいって思うのかな。

やっぱり、離れ離れになってしまった人を思って、あいたいって、思い続けて地球へ!ってすがるのかな。

あぁ、でも火星から見える地球は、ハルカがいうように「瑠璃色」に見えるんだろうか。

もしも見えたとしたら、やっぱり帰りたくなるのかな。


桜を愛でるDNAと同じように、地球に帰りたいというDNAも、やっぱりあるんだろうか。






最後ということもあって、なんと小林さんが舞台に!

てっきり通路を通ってくると思って、思いっきり後ろをふりむいていて、あれ?と前を向いたら、

普通に上手から歩いてきていて、完全に拍手のタイミングを逃していました。残念。

ゆる~い感じで、終わっておもしろかったです(笑)



終演後、一番奥に座っていたこと待って、完全に出るタイミングを失ってしまい・・・座席で10分ほどかたまってました。役者さんのお客さんが熱く話しこんでいるところを、「すいませ~ん」っていえなくて(チキンだから。)

ぼんやり、唐橋ファンの列を眺めたり、近くに現れた森口さんをみて、うきゃ~!って思ったり、

高橋さんの衣装がかわいいな~って思ったり・・・しててもいつまでたってもでられないので、

意を決してでてきました(あはは。)



入口近くの小林さんにご挨拶したら、「下手ははしごなんですよ。」ということを教えてもらって、驚愕。

上手と中央がきっと階段見たくなってるんだろうな~と思っていたので、下手も同じだと思っていたら、

え、は し ご?!

どんだけ、しんどい小屋なんだΣ(・ω・;|||

はしごのの上り下りに、激しい立ち回りありって・・・・。

それに客席の通路を出たり入ったりすると、外階段使うわけだから・・。



終わってからなんですが、上演中のMOMOを、外から見てみたかったです!

ものすごい勢いで役者さんが衣装のまま階段かけおりたり、かけのぼっていらっしゃるってことですよね。

許されるものなら、見てみたかった・・・。

中の音声をききながら、外から役者さんの動きを見学したい・・・・邪魔です。

(注:あの劇場周辺は住宅街です。他の劇場もあるのでやってはいけないです、当然ながら・・。)


あぁ、役者のみなさま、本当におつかれさまでした・・・。



というわけで、3公演分の感想終了。感想なのか?あたしが好き勝手いってるだけですが。

「今日はバンバンblogに感想書きますよ~~!」と私。

それを受けて

「200Pほど感想をかいてください。」と小林さんが真顔でおっしゃってましたが(笑)

なんか、好き放題いいまくった感想ですみません。

そう、アンケートに気のきいた感想書けなくてすみません。

私、5分、10分じゃ、考えまとめられないんです。


だから、こうやってその日のうちにblogとか、帰り道にtwitterで書くんだ。


あ~今回、舞台で見て、めいっぱい泣いて笑って、と~~っても豊かな日だったっ!