昨晩、もう寝よかって電気消して
ベッドにムスコと川の字になって(むすめっこは自室)、
いつもなら3秒ですぐ寝るムスコが
珍しくモゾモゾしてるな〜と思っていたら、
10分後、暗闇の中で突然
「ねぇママ、ボクちょっと聞きたいことがあるんだけど…」
え…なに…
今じゃなきゃだめ?
こっちも既にウトウトしてたからめっちゃ眠たいけど、一応聞いてやる。
「(むにゃむにゃ)うん…どうしたの?」
「…あのさ、
なんで奇数と奇数を足したら偶数になるのに、偶数と偶数を足しても偶数なの?」
「 ………… 。」
…スン…
え、その質問今じゃなきゃダメ??
お母さんめっちゃ眠たいんですけど。
つか、
チミは暗闇の中でひとりそんなことを考えとったんかい。
ぐぬぬ…仕方ない…
ペンも紙もないのでとりあえず保安灯にしてあおむけに横に寝転びながら、天井に伸ばした両手の指で説明。
そしたら
「そっかぁ…うん!わかった!」
うんうん、
よしっ!寝ろ!
納得したら寝ろ!!
また電気を消してウトウト…
そして5分後。
「それじゃあさ、奇数偶数って順番になってるでしょ?一億は偶数だよね?そしたら100000000001は奇数?」
ぐはっ!!
まだ偶数奇数 王国におるっ、この子!!
いったい何っ。
「うんうん、そうだね、どんなに大きい数でも最後の一の位が02468なら偶数だし13579なら奇数だね!!うん、じゃっ寝よか!」
3分後…
「ママぁ、あのさ、明日また偶数と奇数について教えて欲しいんだけど…」
ドラァぁぁぁ!!
一体どうした!
奇数と偶数との間に何があった!!
なんか知らんけどこの子めっちゃ奇数偶数が気になっとる!!
「わっ、わかったっ。明日みっちり教えてあげる。だから今日はもう寝よっ!!」
…と、
その後もムスコがウーンと寝返りを打つたびに、いつ暗闇から奇数偶数クエスチョンが飛び出すかとハラハラしながら眠りにつきましたとさ。
とほほ。